YES通信 2015年5月号 VOL24(糸島学習塾YESより大切なあなたへお届けします)
先に与えることが出来れば人生なんて簡単に上手くいく
自分が欲することを抑えて相手が望むことを満たしていけば、「人生すべてが上手くいく」とどんな本にも書いてあります。
「利他」という言葉もあります。
しかし、こんなことを書いている私も独立する前はこのような言葉も知らず、自分の利益を優先する行動に犯されていたような気がしています。
これを書いている今現在も、頭では分かっていても実践できているかといえばまだまだ全然できていません。
私達人間はずるいし、とても弱い生き物です。
なので、先ずは自分のことを最優先にしてしまう生き物なのです。
しかし、だからこそこの「利他」という気持ちを意識している人と、していない人では大きな差が出るのではないでしょうか?
私達は、社会に出る迄は、勉強にしてもスポーツにしても、そして習い事にしても自分の力(スキル)を身につけるために一生懸命に頑張りますし、そのように教育されます。
しかし、それでは世の中は上手く渡れません。
それでは全く通用しないのです。
社会に出てからでさえ、以前の私のように自分のことで一杯一杯の人も多いのではないでしょうか?
自分のスキルだけで成功するには、その分野で突出した力がないと成功できないのです。
それはプロ野球の選手やサッカー選手でも同じでトップの一握りの人だけがうまくいっているのであって、プロになっても厳しい生活を強いられている人は山ほどいるのです。
美容の世界や飲食の世界もカリスマと言われ成功している人は、ほんの一握りの人たちなのです。
だた、そのような人たちがマスコミ取り上げられ脚光を浴びているので、私たちが憧れるのは当然なのですが、このように職人の世界で、しかも技術だけで成功するのは本当に至難の業なのです。
今まで、夢の無いような話をしてきましたが、じゃあどうすればいいのか?
それは職人の考えを改め商人の発想をしていくことです。
職人は自分の技術を高め技術で貢献します。
しかし、商人はお客様や取引先が喜ぶことなら何でもします。
当然技術にも磨きをかけますが、それはあくまでお客様あってのことなのです。
商人とは人の喜ぶことを常に考える人のことなのです。
とても美味しかったお店が何時の間にかなくなっていたりします。
しかし、まあまあのお店が何十年も続いていたり、行列が出来ていたりするのも事実です。
ここにはどのような差があるのでしょうか?
味だけで勝負しているお店はその分野でトップにならないと生き残れないのです。
それが職人の宿命なのです。
しかし、商人は技術がトップではなくてもお客様の求めるものを満たし、従業員の求めるものを満たし、取引先を満足させていくことで繁栄し続けることが出来るのです。
このことは商売人に限ったことではありません。
サラリーマンであっても同じで、自分のスキルにこだわる職人的な人は、そのスキルが超一流なら重宝されるでしょうが、それ以外の人はあの人は「仕事は出来るんだけどね」とか「頭は良いんだけどね」という評価で終わってしまう事も少なくありません。
これとは逆にスキルはそれほどではなくても、上司が求めることや部下が求めることをしっかりとサポートしてお客様が求めることを実行できる社員は必ず評価されるはずです。
サラリーマンになったら絶対に「○○○なんだけどね」と言われないようにしないといけないですよね!
ただ、私が言っているのは技術はいらないとか職人がいけないと言っているのではありませんので、そこを勘違いしないようにお願いします。
技術を高めることは当然必要なのですが、その技術をどのように使うのかが大切なのだということをお伝えしたいのです。
勉強することはとても大事です。
しかしそれ以上に大切なのはその知識をどのように使うのか?ということだと思います。
それはまさに人のお役に立つためなのではないでしょうか?
そこを意識して日常を過ごすことが大切なのだと思います。
そんなに簡単なことではありませんが?先ずは「人のお役に立つ」「先に与える」ということを意識することから始めたいものです。
1か月前と今とではお子さまのどこが成長しましたか?
ほめて育てると良いなどとよく言われますが、その前にもっと大事なことがあります。それはよく観察することです。
当然なのですがどこが良くなったのかわからなかったら褒められませんよね!
「でも、どこを褒めていいかわからない。」なんて言っているお母さんがとても多いのも事実です。それはとても残念なことです。
とは言っても、お母さんは何かと忙しいものです。
仕事も忙しいですし、家事や子育ても本当に目の回る忙しさですよね。
今の時代どんどん便利なものが出来てきているのになぜこんなに忙しいのか?本当に困ったものです。
しかし、そんな弱音も吐いてはいられませんよね。
ところが、こんなにも忙しい中しっかりと子育てをして仕事をこなす方もいらっしゃってそのようなお母様には本当に頭の下がる思いです。
そんな方々に共通しているのはとても観察力があるということです。
最近、お子さまのどこがどのように成長したのか?それが言えなければなりません。
人を育てるのが上手な人は、お母さんでも上司でも部下やお子さまをとてもよく観察しているものです。
面談の際でも最初はここが出来ていないあそこが出来ていないといいつつも、後半ではあそこがこんなに良くなった。
ここもこんなに良くなったとしっかりと観察なさっています。
同様に出来る上司も部下のことにはとても詳しかったりします。
お子さまの小さな成長を認めてあげることはとても大切なことです。
今、どの業界でもそうですがセルフエスティーム(自尊感情、自己肯定感)をいかにして上げるのかということに取り組んでいるところが非常に多くなってきています。
しかし、セルフエスティームを上げるためには、成長を認めてあげることがとても重要な要素になります。
私は、勉強が出来る出来ない以前に、この自己肯定感というものを強く持っているかいないかの方が、生きていく上でとても重要なことだと考えています。
人生そんなにうまくいくものではありません。
むしろほとんど上手くいかないことの連続なのです。
そのような環境下でいかに頑張れるのかは、どれだけ自分を信用しているか(自己肯定感を持っているか)にかかっていると言っても良いでしょう。
よく観察することで、お子さまの良い面をどんどん引きだして承認してあげることが重要だと感じています。
また、よく観察することでいろんな長所も見えてくるのではないでしょうか?
私の見る限りでは、YESの生徒は皆さん個性豊かで素晴らしい資質をお持ちだと感じています。
スタッフ一同、一生懸命生徒さんの成長を認めていく所存ですので、みんなでお子さまをサポートしていきましょう。
書籍紹介 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話 坪田信貴著
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話 [ 坪田信貴 ]
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この本は、勉強が大嫌いで遊んでばかりの学年最下位の女子高校生ギャルが、偏差値を40も上げて慶応義塾大学に合格してしまった、というなんとも凄い実話でベストセラーになった本です。
しかし、私はこの本を読んだわけではなく映画を観たのですが、どんな生徒でも見捨てない塾の坪田先生役が伊藤淳史で、この先生の言葉が私にはとても勇気を与える言葉に聞こえました。
YESも10年前に開業した時は「勉強がどんなに苦手でも、成績がどんなに悪くても、どんなにやる気がなくても、どんな生徒も見捨てない」
という前原の最後の砦という使命感で開業したので本当に嬉しかったです。
また、坪田先生が生徒を心底信用している姿や生徒のやる気を引き出す言葉の数々、そして生徒を承認する声掛けなどを見て、人を信じる事って大切だなあと改めて感じました。
そして人間の可能性というのは信じることで広がっていくのだと痛感させられました。
是非、映画も含めて親子で感動を共有してみて下さい。
私も読むのが楽しみです(^^)/
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