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YES通信 2018年3月号 VOL57(糸島学習塾YESより大切なあなたへお届けします)

リスクヘッジって大事ですよね!

最近の我が家のマイブームは資産運用です。

私以外の家族が、楽天証券の会員になっていろいろとやっているようです。

まだ、家内と息子は会員の手続き中なのですが、娘は楽天カードのポイントを投資しているみたいです。

200ポイントを投資して数日で4円増えたと言って大喜びしていました。娘が言うには「まったくリスクゼロ」らしいです(笑)

昔は株式投資をするとなったらある程度まとまったお金が必要だったのですが、時代の変化に少々驚いています。

しかし、これからの時代は年金に頼らず自分のことは自分で守る時代なのだと改めて感じた次第です。

ちょっと余談になりましたが金融用語からビジネス用語になってきている言葉の中にリスクヘッジという言葉があります。

リスクには危険という意味が含まれています。

またヘッジには回避という意味が含まれています。リスクヘッジとは危険を回避するという意味で金融業界で主に使われていました。

株式を投資したりする際に、一つの銘柄に全部投資するとその銘柄の株価が下がった時に大きなダメージを受けてしまいます。

 

それを避けるために、複数の銘柄に投資をして、一つの銘柄の株価が暴落してもリスク(危険)を分散して回避するような際に用いる言葉です。

ヘッジファンドという言葉を聞いたかことがある方もいらっしゃるかと思いますが、ヘッジファンドとは、さまざまな取引手法を駆使して市場が上がっても下がっても利益を追求することを目的としたファンドです。

 

ヘッジ(hedge)は直訳すると「避ける」という意味で、相場が下がったときの資産の目減りを避けるといったところから用いられています。

これとは反対に積極的にリスクを取りに行くリスクテイクという言葉もありますので覚えておくと今後役に立つと思います。

前置きが長くなりましたが、先日、日産自動車に内定をもらった講師と話をしました、彼の両親は小学校の先生で、九大の数学科で教職課程も取っています。

彼に将来の話を聞いたら、10年間は企業に勤務して教員の民間採用枠を使って、将来は教員になる夢もあきらめてはいないようです。

内定をもらった後に日産自動車の不祥事が発覚して不安な学生も多い中、彼は自分の将来について、技術者としての夢と教員という夢を追っているのです。ある意味リスクヘッジを考えているのです。

また、1月末に塾のОB会を実施しました。約20名の元生徒や先生が集まってくれたのですが、その中の一人に10年前の卒業生の女の子がいました。

その卒業生は今糸島市内の幼稚園に勤務しているのですが、この春に退職するというのです。なぜ退職するのかというと自分の夢を叶えるためだというのです。

彼女は、大学生の時にボランティアで行ったカンボジアで現地の子供たちの純粋さに胸を打たれその後毎年カンボジアにボランティアに行くようになりました。

そしてカンボジアで仕事をするという目標を立てたのだそうです。また毎年ボランティアをしていく中で、世界一周の旅を自力でしたいという夢も膨らんできたのだそうです。

日本の幼稚園で働きながら夢が捨てきれず。3年間で300万円を貯金して資金を貯めていたら、そんな矢先、カンボジアでの仕事の話が舞い込んできたそうです。

彼女の行動力にビックリして凄いなあと感心していたら彼女がこんなことを言いました。

「でも私にこんなチャレンジが出来るのも保母さんの資格があるからなんですよ、普通のОLだったら再就職できるかどうかとか色々不安材料を考えないといけないけど保育士だったら日本に戻ってきても確実に仕事が見つかるから安心なんです」と。

そしてこう付け加えました「決して待遇は良くないんでけどね(笑)」

この話を聞いて本当に素敵な生き方だなあと感心しました。

日本に戻ってきて彼女に担当してもらえる子供達は、多くのことが学べるのではないかと思い、また彼女と会うのがとても楽しみになりました。

今回は若者達から資格が身を助けるリスクヘッジとして活用できるのだと勉強させられた次第です。

自己肯定感と自己効力感って知っていますか?

自己肯定感は対人関係の仕事をしている人の中には知っている人が多いのではないかと思うのですが、自己効力感は知らない人が大多数ではないかと思います。

私も先月のYES通信で紹介した原田先生の本を読むまで知りませんでした。

まずは自己肯定感なのですが、読んで字のごとく自分を肯定する感情のことで自尊感情とも呼ばれます。

いろいろな自分を認めてポジティブに捉えることが出来る人のことを自己肯定感の高い人と言い、そのような人は成功したり、幸福になったりする可能性が高いと言われています。

これに反して自分自身をなかなか認めることが出来ない人を、自己肯定感が低い人と言い、なかなかやる気が出なかったり、それが原因でうつ病を患ったりとあまり良い捉えられ方をしません。

これに対して、自己効力感というのは、自分が行うことは効力があると信じられる感情のことです。

自己効力感が高いと「自分は頑張れば目標を達成することが出来る。」「この問題は必ず解けるはずだ。」と思えますが、自己効力感が低いと「どうせ自分は目標を達成することは出来ない」とか「自分にはこの問題は解けるはずがない」と思ってしまい、結果が出せなくなってしまいます。

当然ですが自己効力感の低い人は目標達成率も低くなってしまうのです。

私も今まで、自己肯定感は重要なので、お子様の自己肯定感を育むためにもお子様を認めてあげましょうと言っていました。

しかし、いくら自己肯定感が高くても自効力感が低ければ「自分は能力も高くセンスもある。しかし、何をやっても上手くいかない。自分はいつも運が悪く結果が出ない」というような思考になってしまうのです。

反対に自己肯定感が低くても自己効力感高ければ、「自分は能力も低くセンスもない。しかし、何故か上手くいく、なんだかんだで上手くいっている。」というように結果の出る人間になりやすいのです。

当然両方が高ければより結果の出る人材になる可能性が高く、両方が低ければ先ず結果が出ることはないでしょう。

それでは、自己肯定感や自己効力感を高めるためにはどうすればいいのか?

それが読書コーナーでも書いていますが「自分ほめ」なのです。

原田メソッドの日報には自己効力感と自己肯定感について記入する欄があります。今日一日の中で、自分がやったことで出た些細な成果を記録していくようになっています。

「今日、笑顔で挨拶したら挨拶をしてもらえた」(自己効力感)とか「ありがとうと言えるなんて偉いね!」(自己肯定感)という具合に毎日記録していくのです。

これが蓄積されるとそれが自分の自己肯定感や自己効力感を高める財産になっていくのです。私も実践中なので、是非みなさんも実践してください。

書籍紹介 一日一ほめで幸運を引き寄せる 自分をほめる習慣 原邦雄著

 

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世界に広まっている「ほめ育」の生みの親である原氏の著書です。

人のことはほめても自分のことはなかなかほめられない人ってとても多いのではないかと思います。

人間は向上心があるからこそ、どうしても自分の悪い面に目がいきがちになってしまうのではないでしょうか?私も同様でいつも自分を責めてしまっています。

それが、ずーっと継続されると自分に自信がなくなり、自分ってダメなんだとか思ってしまうのです。

その結果、やる気が起こらなかったり、やってもなかなか結果が出なかったりで悪循環が続いてしまうのです。

その悪循環を変えるためにも先ず実践すべきことが「自分ほめ」なのです。

自分で自分をほめてどうするの?と思う方もいらっしゃると思いますが、なんとこの「ほめ育」は大人だけではなく幼児教育にも効果があると世界中でなんと200社が導入しているコンテンツなのです。

本の中に「ほめ言葉は潜在意識君にとって最高のごちそう」と書いてあるのですが、自分ほめをすることで潜在意識が喜びまた明日も頑張ろうという気持ちになっていくのです。

それが継続すると潜在意識が「自分は結果が出せる人間だ」「自分は良い人間だ」などと自分自信を認めることが出来るようになっていくのです。是非これを機会に「自分ほめ」を実践してみましょう!!

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