YES通信 2015年7月号 VOL26(糸島学習塾YESより大切なあなたへお届けします)
成功は約束されていないが成長は約束されている!
先日、経営者向けの雑誌にJFEの小倉社長の対談が掲載されていました。なぜこの記事が目に留まったかというと、今年、うちの講師がJFEに入社したからなのです。
あの講師はどんな社長のもとで頑張っているのだろう?という興味があったのです。
普段なら読み飛ばしていたような記事でしたが、うちのバイト生が就職した会社の社長の対談ということで興味を持って読んでいたら、『「成功」は約束されていない。しかし、「成長」は約束されている』ということが書いてありました。
これを見た時「まさにその通り!」と思わず声が出そうになりました。
対談の中にも書いてあったのですが、人間の幸せって何なのでしょうか?
出世することなのでしょうか?お金をたくさん貯めることなのでしょうか?いい暮らしをすることなのでしょうか?
確かに私達にはいろいろな価値観がありますが、小倉社長は「自分がどれだけ成長しているか?」だと話されていました。
いくら出世して社会的地位を手にしてもその後成長していけなかったらどうでしょうか?いくらお金がたまってもその後成長できなかったらどうでしょうか?
逆に、出世が出来ずにお金があまりたまっていなくても、自分が成長している実感があればどうでしょうか?
私は小倉社長の言葉にとても共感し、こんなに素敵な名言に出会うことができ、うちの元講師に本当に感謝するとともに、小倉社長にとてもご縁を感じました。
YES通信の4月号では「目標設定は自分の成長を決めること」ということで目標設定の大切さと同時に目標を決めること自体が成長を決めることにつながることを書きました。
また、先月号では「打たれ強い人間になるためにはどうするの?」ということで失敗から学ぶことを意識することで成長にフォーカスしようということをお伝えしましたが、それがこの言葉で繋がったような気がしました。
しかも成長は約束されているというのが心強いですよね(笑)
私たちが頑張ったことがすべて結果に繋がるわけではありません。
しかし、繰り返し練習したことや苦しんだことは必ず自分の成長につながっているはずです。
筋トレを例に挙げると軽いダンベルを数回持ち上げても筋肉はあまり付かないでしょう。しかし、少しずつダンベルを重くしていって回数を増やしていくとどうなるでしょうか?
何もしていない時に比べると少しずつですが筋肉が付き、それが習慣になって、それが何年も続くと見違えるような体になっているのではないでしょうか?
そしてそのトレーニングの負荷が高ければ高いほど結果が違ってくるのではないでしょうか?
まるでライザップテレビのCMみたいになるでしょう(笑)
人生も同じだと思います。失敗することもあるでしょう。
人間関係で躓くこともあるでしょう。恥をかくともあるでしょう。
いじめられたり、無視されたりするかもしれません。
しかし、そんなことが何も起こっていない自分と、いろんな障害にぶちあたった自分とではどちらが成長しているでしょうか?
もちろん失敗や躓きには大きな痛みが生じますし、決して気分の良いものではありません。
しかし、そこから目をそむけず、成長に目を向けて頑張っていきたいものです。
小倉社長も仰っているのですが、人間死ぬときには何も持っていけません。
持って行けるのは自分がどれだけ成長してきたのか?という自負心だけなのです。
だからこそ少しずつでもいいから成長していきたいものです。
人生は筋トレなのです。
ただ、その筋トレを自分から積極的にやるのか?やらされていると思ってやるのかの違いなのです。
勉強もやらされていると思えば苦しいけど、自分のためにと思って取り組むことが出来れば同じことでも苦しさは全然言違うと思うのです。
そして、苦しいことがあったら「今は筋トレしているのだ」「強くなっているのだ」「成長しているのだ」と歯を食いしばって頑張ることが出来るようになって欲しいのです。
あなたにできる事は何ですか?
世の中には他人のせいにばかりする人がいます。他人だけではなく社会のせいにしたり、会社のせいにしたり、学校や家族のせいにしたりとさまざまです。
こんなことを書いている私も気が付かないうちに人のせいにしたりしているものなのです。人間だれしも自分が可愛いのです。だから気を許してしまうとついついそのようになってしまいがちなのです。
でも、それってそのままにしておいて良いのでしょうか?小さい子供ならまだしも大人になっても自分には責任がない。
悪いのは他人や周りの環境だと思っている人は多いものです。なるべくなら早く自己責任で頑張る人になって欲しいですよね。
私もいろいろな人と話をしていて、一番困るのが他人のせいにする人なのです。
自分には責任がない。悪いのは他にある。そんな人と話をしているといつまでたっても結論が出ることもなく、堂々巡りを続けてしまいます。
この他責(他人にや外部に責任を押し付ける事)を自責(すべての責任は自分にあると考える事)にもっていかないと、なかなか行動に移らないのです。
他人のせいにしていると自分は楽なのですが何も行動をしないわけですから何も状況が変わりません。
ですから他責を自責に変える必要性があるのです。
どうしたらそれが出来るのでしょう?
私が有効だと思うのはやはり質問です。
「そのような状況の中であなたにできる事は何ですか?」「あなたがどうすればこの状況が変わると思いますか?」等の質問は自責に変える質問と言われています。
常に人のせいにしている人は最初から自分は行動を起こさないことを前提に考えていますので、自分がどうすれば今後いい方向に向かうのか考えていない場合が多いのです。
案外、実際に聞いてみるといろいろと答えを考えてくれる場合があります。
特に、若い人は考えてくれる場合が多いように思いますが、歳を取っていれば取っているほど、固定観念が強く答えられない人が多いのも事実です。
その場合は「もしあるとすれば何ですか?」と答えのハードルを下げる質問もおすすめです。もし良かったら使ってみて下さい。
私の経験上、大人よりも子供の方が、考え方が柔軟です。なので、こんな質問にも答えてくれる場合が多いような気がしています。
このようなことに答えられるかどうかは、性格的な面も多少はあると思いますが、常日頃から、どんな意識で行動をしているのか?その積み重ね、習慣で決まると考えています。
周りにいる私達が常に他責を自責に出来るような関わりが出来ると良いですね!
特に子供たちと接する機会の多い私達は常にそのような意識で接していきたいと思います。
そして、自分にも同じような質問をして自責で行動できるようにしていきたいものですね。
書籍紹介 魂の燃焼へ 清水克衛、執行草舟著
魂の燃焼へ [ 執行草舟 ]
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この本はマスコミにも時々登場なさる「読書のすすめ」店主の清水克衛氏と執行草舟氏の対談を本にしたものです。
執行氏はYESの元塾生のお母様より8年前にご紹介いただいた健康食品会社の社長さんです。
この本の前にも3冊の本を出版なさっているのですがその本が3冊ともロングセラーになっている凄い方なのです。
執行氏の本は1冊が普通の本の10冊分くらいの濃い内容の本なのですが、対談形式なので読みやすいところがこの本をお勧めする理由です。
執行氏は、幼いころから葉隠を読んでいたというくらい生粋の武士道精神を持った方です。
昔の侍が現代でそのまま生きているという感じの方なのです。
現代人は簡単な本しか読まなくなったことを嘆き、もっと難しい本を読んでほしいと仰っています。
「本来わからないからこそ読むのだ」と、そしてその中から1行だけでも気に入った文章があればそれでいいのだと・・・・・・
また、「本は読めば読むほどレベルがあがるので、読まない人と意識の差が現れ人からは嫌われるようになる」等ちょっとユニークで新たな視点が見つかると思います。
私も難しい本にチャレンジします(笑)
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