塾長Blogブログ

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YES通信Vol.120 2023年5月

糸島学習塾YESより大切なあなたへお届けします。

みなさんゴールデンウイークはいかかがお過ごしだったでしょうか?

私は家内とマレーシアのランカウイ等という所に行ってきました。

 

 

 

 

なんと今回はYES通信120号という記念の回になりました(^^)/

10年も続いているとは本当に奇跡です。

みなさんの「YES通信読みました」「いつも読んでいます」

の声に支えられてここまで続けることが出来ました。

これからもよろしくお願いいたします。

 

今月のYES通信は

1 出生率が過去最低なのに中学受験者数はなぜ増えているのか?
2 若者の薬物依存が増えてきています
3 書籍紹介   小学館版 学習まんが人物館 宮沢賢治   畑山博監修

となっています。みなさんよろしくお願い致します。

1 出生率が過去最低なのに中学受験者数はなぜ増えているのか?

 

 

 

最近、小学生の保護者様から中学受験の話を耳にする機会が増えて来ています。そんな中、表題のような記事を目にしたので紹介したいと思います。

以下転載

22年の日本国内での出生数が初めて80万人の大台を割りました。その一方で,首都圏の私立・国立中学校の受験者総数と受験率は,過去最多・最高となりました。

いったいこれはどういうことなのでしょう。それには次の3つの問題点や,変化があるようです。

一つ目は,受験者層の変化です。一昔前では,一定の基礎学力がある子どもが偏差値の高い学校を目指すというものがほとんどでした。そしてその場合,親も勉強をつきっきりで手伝うという,専業主婦家庭がほとんどというスタイルでした。

一方,現代の中学校受験では,一様に難関校を目指すというものではなく,子どもの学力に応じた進学校を探そうという動きになっています。つまり,それだけ受験者層が広がっているということです。

二つ目は,受験内容の変化です。それは,中学校受験のテスト内容が,知識重視型から思考力重視型へと変化が進んでいるということです。

そのため,各塾では,それなりの対応をとっています。しかし,この対応にも問題点がありそうです。それは,思考力問題を,旧来のパターン演習型で乗り切ろうとする方針の塾の場合では,子どもたちの学習量を今まで以上に増大させかねないという懸念が強まっているからです。

三つ目は家庭の役割です。以前の中学校受験での親の役割は「子どもにいかに塾の課題をこなさせるか」にありました。ところが,思考力を求められる現在の中学校受験では,家庭の「学習哲学」と「学習文化」も加えて問われるようになっています。

つまり,家庭では子どもの幼少期から,家庭内の語彙力や教養度を高めることが,より強く求められるようになっているのです。

以上の情報は,日経新聞(夕刊)2023年4月18日号に掲載された,教育家 小川大介氏の「受験のリアル」-中学編-の記事を基にしています。

以上転載終了

なかなか福岡にいるとこのような現状を理解することは難しいとは思うのですが、子供たちの学習環境は親世代と比べて激変しています。正直、選択肢の多様化に関しては驚くべきものがあります。

首都圏でもそうですが、学校が多様化しているからこそ、お子様に合った学校に進学させたいとの表れでもあると考えています。

中学や高校のホームページを見てイベントに参加してみるのも良いでしょう。将来行くかもしれない学校のイベントに参加できるのは、とても貴重な体験です。

イベントに参加したからといって進学する必要性はありませんので、行楽地に行くばかりではなく、学校主催のイベントに行ってみるのはとても有意義な事だと感じています。

昨年の受験生でも学校見学に行ってから急にやる気が出た生徒がいました。百聞は一見に如かずとはよく言ったもので、実際に行ってみることで、多くの気付きがあると思いますので、そのきっかけ作りが重要になってきます。

2 若者の薬物依存が増えてきています

先日、薬物依存のお話を聞く機会がありました。聞きに行こうと思ったきっかけは、ライオンズクラブの青少年育成プログラムの中に組み込まれているとのことで、どんな話を学生に対してなさるのだろうという興味からでした。

薬物と言ってイメージするものは麻薬や覚せい剤だと思っていました。たまにテレビなどで大学生が薬物を所持していたことが報道されたりしますが、身近なものとして捉えてはいませんでした。

いざ話を聞いてみたら、オーバードーズと言う初めて聞く言葉が出て来てこれに衝撃を受けました。オーバードーズというのは「薬の過剰摂取」のことです。乱用されているのは一般的なせき止めやかぜ薬などです。

これらには麻薬や覚醒剤と同じような成分がごく少量含まれています。そのため、何十錠も一度に服用すると一時的に気分が落ち着いたり高揚したりするのです。

しかし、同じ量ではやがて効果が出なくなり、飲む量が増加してしまいます。中断すると、かえって落ち込んだり体調が悪くなったりします。つまり市販薬といっても依存性があるのです。

肝臓や腎臓の障害、呼吸や心臓の停止による死亡例も報告されています。市販薬を乱用しているのは高校生などの女子が中心です。

意外かもしれませんが、非行歴などはなく学校にも通い続け、表面上は「よい子」とされる人が多いようです。下の表を見ていただくといかにオーバードーズが増えているかわかると思います。

 

 

 

なぜ10代の子たちがオーバードーズに陥ってしまうのでしょう。そこには「つらい気持ちを和らげたい」「生きるための手段として」「ネットに居場所を求める」といった背景がうかがえます。

薬だけでなく、塩や醤油等体に良いものでさえも適量を超えると害を及ぼします。

昔と比較するとシンナー等が減ってきた半面、大麻もネット等で購入が容易になったり、海外では許可されていたり、タバコ感覚で吸えたりして、罪悪感を感じにくくなっているのも増えている要因のようです。

中毒になるとなかなかやめられないので、日ごろから、薬の怖さは子供たちに伝える必要性があるようです。

3 書籍紹介   小学館版 学習まんが人物館 宮沢賢治   畑山博監修

 

 

 

 

 

先日、映画「銀河鉄道の父」を息子と見てきました。たまたま天気が悪かったので映画館に行ったのですが、待ち時間なくすぐ見ることが出来るという程度の理由で選んだので、正直あまり期待していませんでした。

しかし、見始めたら、父役の主人公の役所広司と賢治役の菅田将暉の演技力とシナリオの良さもあって最初から最後まで集中してみることが出来ました。最初はとてもコミカルに楽しく、竿後はいまだかつてない感動でした。

今まで泣ける映画は何度も見て来てつもりでしたが、周りから号泣の嗚咽が聞こえてきた映画は初めてでした。息子が隣にいた手前、必死で号泣するのをこらえれいましたが、我慢できませんでした。

我慢していた分終わったら汗だくになっていました。観に行かれる方は必ずタオルを持参してください(^^)/

これを機に塾にある宮沢賢治の漫画を読みました。「銀河鉄道の父」の本も読みたくなりましたし、宮沢賢治の本も読んでみたくなりました。

ゴールデンウイークで金沢に行った際には室生犀星記念館を観て室生犀星の本が気になり読んでみたりしました。体験と絡めて本を読むきっかけになるのはとても良いことだと思いますし、ただ単に読んだだけでは記憶に残りにくいのですが、体験等とからめると記憶に定着しやすいと思うので、この機会にいかがでしょうか?

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