YES通信Vol.144 2025年5月

糸島学習塾YESより大切なみなさんにお届けします。
ようやく暖かくなってきてこれからは暑い日も出てきそうですね
あと少し快適な日々が続いて欲しいものです。
みなさんはゴールデンウイークはいかがお過ごしだったでしょうか?
私はついに念願の初孫ちゃんに会ってきました(^^)/
あんなに小さかった娘が本当に無事に五体満足な子供を出産出来るのかとても心配でしたが
元気な男の子が生まれてきてくれてとても嬉しかったです。
今回はお礼参りで湯島天神に行って来ました。
湯島天神は菅原道真を祀ってあり太宰府同様学問の神様でもあります。
孫の大晴にも塾の生徒達にもご利益があれば嬉しいです。
今月のYES通信は
1 「読書好き」に育てるための5つの秘訣
2 人間は変わる時は一瞬
3 書籍紹介 「食」「育」のプロが語る7つのやくそく 重松雄子 著
となっています。
「読書好き」に育てるための5つの秘訣
私は、学生の頃は読書が嫌いでした。読書感想文の時はいつもオズの魔法使いを書いていた気がします(笑)そんな私もサラリーマンになって読書の大切さを痛感できる出来事がありました。
子どもには絶対に読書を好きになって欲しいと思い文香と名付けた程です。そんな私が塾をやって速聴読という読書教育をしているというのも本当に縁があるとしか言いようがありません。
読書は、語彙力・集中力・思考力など、すべての学びの土台を育てる力があります。社会に出たら読書の習慣が身に付いているかいないかは大きな違いがあると感じています。
そろばんや学習塾での学びをより効果的にするためにも、読書習慣はとても大切です。今回は、お子さまが自然と本に親しみ、「読書好き」になるための秘訣を5つ紹介します。
1.読み聞かせは何歳になっても効果的
幼児期はもちろん、小学生になっても読み聞かせは有効です。絵のない本を読むようになる迄読み聞かせは続けた方が良いという方もいらっしゃるほど影響を与えるのが読み聞かせです。
親の声で物語に触れることで、子どもは言葉の響きやリズム、感情の動きに自然と関心を持ちます。夜寝る前の10分だけでも、親子の心を繋ぐ大切な時間になります。
2.親が「読む姿」を見せる
子どもは親の行動をよく見ています。大人が本を読む姿を見せることで、「読書って特別なことではなく、日常にある楽しい時間なんだ」と感じるようになります。
スマホは脇に置いて、一緒に本を開いてみるだけでも効果があります。ジャンルは何でも構いません、小説や趣味、健康や歴史何でもいいので背中で教えていきましょう。
残念ですが、子どもは親の言うことは聞きません。しかし、親の背中は必ず見ています。この機会に保護者の皆さんもお子様と一緒になって本を読む習慣を作ってみませんか?
3.子どもの「好き」を尊重した本選びを
一番失敗しやすいパターンは、親が読ませたい本を無理強いする事です。本のジャンルにこだわりすぎず、図鑑、なぞなぞ、マンガ、冒険もの等、まずはお子様の興味のある本からスタートしましょう。
読書を「勉強」と捉えさせるのではなく、「楽しい」「ワクワクするもの」と感じることが大切です。
4.小さな成功体験を積ませる
「読んだ本の内容を話せた」「先生や友達に紹介できた」「図書カードのスタンプが増えた」など、本を読んだことで得られる喜びや達成感が、次の読書への意欲につながります。
塾で習ったことや習い事で習ったことも出来るようになったら褒めてあげることも大切です。
5.本を身近に置く環境づくり
子ども部屋だけでなく、リビングやキッチン、寝室など、家の中のいろいろな場所に本を置くことで、ふとした時に本を手に取る習慣が生まれます。図書館や書店に一緒に出かけることも、本を身近に感じさせる良い機会になります。
私の一番のおすすめはジュンク堂さん等の大きな本屋さんに行くことです。こんなに沢山の本がることを知るだけも素晴らしい学びだと思います。
最後に買った本を読まなくてももったいないとは思わず、投資だと思うことも重要です。日本一の読書家と私が信じている執行草舟氏は、本は棚に置いておくだけでも価値があるとおっしゃっています。忘れた頃に読みだすことも多いので、本に関しては積極的にお金を使って欲しいです。
読書習慣は、将来の学力や人間力の土台となる貴重な力を育てます。忙しい日常の中でも、少しずつ本とふれあう時間を取り入れていけるといいですね。お子さまが「本って楽しい!」と感じられるよう、ご家庭でもぜひ応援をお願いします。
人間は変わる時は一瞬
藤原直哉さんという経済評論家の方のセミナーに参加しました。
藤原先生の口癖は、「知って」「行って」「見て」「会って」なのですが、この言葉は人が大きく変わる時にとても重要な事だと思います。その中でも人に会って話を聞くことはとても重要です。
私も今年で62歳になり、いろいろな人を見てきました。防衛大学での学生生活から海上自衛隊の幹部生活、そしてベンチャー企業から一部上場企業の人事として様々な人と出会い、今の仕事があります。その中で、一番重要なことは「知って」「行って」「見て」「会って」ということです。
昔、学生の頃、私の友人にN君という人がいました。私もN君も当時不真面目で良く居眠りをしていました。大学の体育館で講演を聞いていたのですが、いつものごとく私は居眠りをしていました。しかし、終わった後、その日はN君の様子が全く違っていたのです。
N君は私にこう言いました。「オレ、自衛隊やめて社長になる」と、「どうしたんや」というと「講演会の小倉社長(クロネコヤマトの創業者)の話にとても感動したので社長になりたくなった」というのです。
この変化に私もびっくりして、人の話って凄いなあ~と思い、それからは人の話をよく聞けるようになりました。それまでの私の思い抱いている講演というのは、学校の先生や偉い人のお説教のような話だという先入観があったので、何故か眠くなっていました。
この件があってからは、大きな講演はもしかしたちゃらんぽらんだったN君にあれだけ影響を与えるような方が来るかもしれないと思って積極的に聞くようになりました。
それからは毎回いろいろと得ることがあって、20代後半くらいまではメモを取る程はまったほどです。N君はあれから早くに自衛隊をやめてサラリーマンから本当にIT関係の社長になって頑張っています。
この出来事は、私にとって本当にいい経験になったと思っています。生徒達の中にも学校の見学に行くことで目の色を変えて勉強するようになった生徒を何人も見てきました。
すべてがいろんな人との出会いで大きく変わるのです。しかも変わる時は一瞬です。いろんな機会を受け入れて、「知って」「行って」「見て」「会って」多くの刺激を受けることで成長していって欲しいと思います。
今は、情報が沢山あるので勉強するだけではなく、講演会やイベント、説明会を調べて、実際に足を運んで「行って」「見て」「会って」の回数を増やしたいものです。
書籍紹介 「食」「育」のプロが語る7つのやくそく 重松雄子 著
この本は福岡で小学校の教員をなさっていた重松氏が書かれた本です。重松氏は3回の流産を経験して、食生活の重要性に気がついたのだそうです。
一旦は体調を壊して教師の職を離れたそうです。それからは食品や栄養学について学び、再度教職に復帰なさったそうです。その時担当したクラスがとても荒れていて、落ち着きがない生徒や歩き回る生徒が多い、問題のクラスだったのです。
そこで重松氏は学んできた知識を活かして、生徒と7つの約束を交わしたそうです。その約束は「朝ご飯を食べる」「自分のうんちを見る」「一口30回噛む」「温かいお茶や水を飲む」「甘いものは曜日を決めて食べる」「おやつもお皿にのせて食べる」「『ま(豆)・ご(胡麻)・わ(わかめ)・や(やさい)・さ(魚)・し(椎茸)・い(芋)』を食べる」です。
この約束は、子ども達が自分でやれる約束だったというのがのが凄いところです。勉強会では重松氏は「勉強せんでも頭の良うなる方法ば教えちゃろうか?」って生徒に言ったそうです。それから7つの約束を教えてあとは、毎日その約束を守ったのかの確認をホームルームの際に確認したのだそうです。
たったそれだけで最初は生徒によって温度差はあったもの少しずつ7つの約束を気にする生徒が増えて来て教室も安定してきたそうです。いい食事で腸内環境が変わり、そして脳が変わるのです。
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