スポーツ留学というのが増えているそうです。
大谷選手の大活躍のニュースが
ネット上を賑わしています。
昔と違って今では日本と海外の垣根が
一気に無くなってきた感があります。
そんな中、スポーツ留学する人が
増えているとの情報がありましたので
シェアしたいと思います。
以前、海外のプロ野球選手には
高学歴の選手も多いと聞きましたが、
大学自体がしっかりと文武両道を目指しているのだと
この記事を読んで改めて納得した次第です。
確かに日本のスポーツは高校の知名度や
大学の知名度を上げることが
目的になっている感があって
本人の将来のためにどのようなキャリアを積むのか?
という視点が抜けているように感じます。
なので野球部だったら野球漬けで
その他が疎かになっている感も
無きにしもあらずです。
その点、しっかり両立できるのは魅力です。
日本の大学や高校もその点を
もっとしっかりと考えて欲しいと思います。
以下引用開始
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6)スポーツ留学、いざ米国へ、整った環境、プロ目指す、文武両道、
学業みっちり
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米国の大学にスポーツ留学を目指す動きが活発化している。国際的に競技力の高い環境で試合経験を積んでプロ選手への可能性に挑戦するだけでなく、英語力の向上と学業の研さんを同時に目指せる利点がある。日本人の学生選手を対象にした奨学金や留学支援会社もあり、日本人学生選手が活躍するための環境は徐々に整っている。
「右側、こっちにボール出して」。長野市の陸上競技場は女子サッカー選手の熱気にあふれていた。3月17、18日にあった米国の大学への進学を目指す選手のセレクション。米国の5大学から奨学金の可否を判断する5人のコーチが訪日し、高校生を中心に全国から46人の選手が参加して技術を競った。
U―17の日本代表経験を持つDFの根津茉琴さん(17)は、中学生で米国に遠征して米大でのプレーに関心を持った。「競技力を向上させる施設や環境が整い、プロを目指せる。英語で学べば、将来は国際的な仕事にも就ける」と語った。
ケンタッキー大学アシスタント・コーチのジェイソン・グッドソン氏は「技術力が高く、素早い選手が目立った。少なくとも4選手には奨学金を提示したい」と述べた。
セレクションを主催したのは米カリフォルニア州に拠点を持つサンディエゴ・スポーツ・オーソリティー(SDSA)。グループに語学学校やプロサッカーチームを抱え、日本人の山内周司氏が代表を務める。山内氏は「選手としての成長、将来の指導者としての勉強だけでなく、社会のリーダーとなる訓練ができるのが米国の大学だ。5年後には20校に20選手を送り込めるようにしたい」と展望する。
野球留学の支援を得意とするのはアスリートブランドジャパン(東京・千代田)だ。毎年15~20人程度の留学を支援している。過去の留学生には日本のプロ野球や社会人野球に進んだ選手もいる。一定程度のレベルの高校の野球部で3年間練習を積んだ選手ならば「活躍の場がある米大を探すことはそれほど難しくはない」(根本真吾社長)という。
2003年の創業当初はプロ志向の学生選手も多かったが、最近は「進路の一つとして米大を考える選手が増えている」(根本社長)。野球を売りに進学しても「実際には学業を重視して一流大学に転校する例もある」。
近年、米国の大学に進学する日本の有力アスリートが目立つ。男子バスケットボールでは日本代表の八村塁選手(ゴンザガ大)、陸上ではサニブラウン・ハキーム選手(フロリダ大)が代表例だ。
米国の大学の特徴は、こうした世界的に見てもトップレベルの選手といえど、競技だけに専念するわけにはいかない点だ。一定程度の学業成績を収める必要があり、規定を下回れば試合や練習に参加できない仕組みだ。必然的に「文武両道」を求められる環境にある。
授業では教授、チームでは監督や同僚との交渉も重要になるため、英語力に加えて「コミュニケーション能力も選考の大事な要素」(アイダホ州立大学ヘッドコーチのアリソン・ギブソン氏)となる。(国際アジア部 宮本英威)
壁は学費と英語力
奨学金で負担軽減
米国の大学へのスポーツ留学は「競技力の向上という明確な目標がある分、成功しやすい」(SDSAの山内代表)といえる。
米国では大学の運動部に所属する選手の数は限られる。スカウト以外の一般入部は例外という位置づけで、サッカーの場合には4学年合わせて30人程度だ。日本の強豪校では数百人所属する場合もあるが、米国ではいったん部に入れば試合に出場できる可能性は高い。
仮に選手として大成できない場合でも、勉学に力を入れていれば英語力などを身につけることができ、将来の進路の幅は広がる。
一方で学費と英語力という課題は一般の留学と共通している。せっかく運動部から奨学金の提示を受けても、英語力が入学基準に満たないために1年間、語学学校で研修するケースもある。
4年制大学なら年間経費は300万~700万円は必要となる。仮に入学時に奨学金がなくても、4年間のうちには「学費の一部をカバーする何らかの奨学金を得られる可能性は高い」(サッカー留学を支援するナオキャッスルの仮屋祐貴氏)という。
2年制大学の場合の年間経費は150万~300万円程度で抑えられるため、いったん2年制に進学し、4年制大学からのスカウトを待つ方法もある。
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以上引用終了
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