塾長Blogブログ

塾や、学校教育情報などお知らせしていきます。

早期英語教育の弊害

塾やそろばんの面談に来る

小学校の低学年や年長さんで

英会話や英語スクールに通っている人が

多いのですが早期英語教育に警鐘を

鳴らす人が多いのも事実です。

 

気になる記事があったのでシェアします。

 

以下引用開始

———————————————————–

早期英語教育への疑問と反対意見
2015年9月29日 / kokusen / カテゴリー: 日々のお知らせ, 更新情報
国語専科教室 工藤順一

文科省の新方針*もあり、英語を低学年から習う生徒さんがこの教室にも大変目立つようになっています。しかも、その内容は「英会話」です。

将来的にアメリカで生活することでも想定していない限り、これは大きな誤りであり、時間とお金と子どもの能力の大変な無駄遣いです。しかも、二重の意味でそうです。

*(2011年5.6年生での英語の必修化。2020年英語の開始学年を3年生にする方針を文科省は決めている)

その主な理由は、小学校低学年という時期にあります。

この時期には、だれもが語学の天才で、二三ヶ月でもそのような環境下に置くとすぐにそれになじんでしまい、会話のレベルならば、親よりも英語が得意になってしまいます。しかし、それは、6年生にもなって日本語中心の学習になってしまうと、不思議なことに、すぐに忘れられてしまうものです。これには、既に帰国子女たちのたくさんの証言があります。

母国語を形成するのは4.5.6年生のときに使用している言語であると一般的には言われています。

もう一つの理由は、「英会話」程度の英語は、中学からきちんと公立の学校で習うし、内容も中3程度までで十分だからです。
これだと、正確な発音は確かに覚えられないでしょう。しかし、たとえどんなに正確な発音を身につけたとしても、薄っぺらい内容で英語を語る日本人は、むしろ日本人からも外国人からも軽蔑の対象になるでしょう。あるいは、「会話能力」だけのある日本人は、外国人のていのいい使用人として重宝されるだけでしょう。

小学校の英語教育はむしろ禁止されるべきです。母国語がまだしっかりと確定されていないからです。

きちんとした母国語とそれで考える力を養成し、英語を学ぶとしても、英会話ではなく、かつてそうであったように、文法中心の書き言葉としての英語を学び、論文などが書け、きちんと自分の意見を妥協なく言えるようになるべきです。
母国語で考えられる以上のことを外国語で言うことも語ることもできるものではないからです。

—————————————————————-

以上引用終了

海外赴任をするご家庭向けのパンフレットに

家ではきっちりと日本語を教えましょう

という注意書きが書いてありました。

 

子供が小さい頃に海外赴任すると

子供にとってはバイリンガルになる

大チャンスだと思っていた私は本当に驚きました。

 

日本語での思考回路がしっかりと形成されない段階で

外国語ばかりに触れてしまうと

共倒れになるのだそうです。

 

しっかりとした母語教育の土台の上に

英語力を加えるというのが良いみたいですね(^^)/

 

 

 

 

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

南風小学校 東風小学校 前原小学校 前原南小学校

加也小学校 引津小学校 長糸小学校 加布里小学校

前原中学校 前原西中学校 前原東中学校

志摩中学校 二丈中学校 福吉中学校

誠和中学校 筑紫女学園中学校 西南中学校

修猷館高校 城南高校 筑前高校 早稲田佐賀高校

福岡大学付属大濠高校 糸島高校 玄洋高校 若葉高校

糸島農業高校 西南学院高校 福岡有朋高等専修学校

に通われている方が通塾しております。

無料体験授業は、随時可能です。
お気軽にお問合せください。

糸島学習塾YES 前原駅前校

フリーダイヤル 0120-4119-86(よいじゅくーはろー)

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事