学力調査 揺らぐ目的
昨日 3回目の学力調査が 実施されました 昨日の新聞に いろんな事が 書いてありましたので 紹介します
以下引用開始
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学力調査、揺らぐ目的 21日に3回目 小6、中3を対象にした文部科学省の全国学力調査は21日、3回目が実施される。過去2回不参加だった愛知県犬山市が参加に転じ、初めてすべての国公立校で実施される調査。しかし「全国レベルで子どもたちの学力を分析するため」という目的を外れ、学校現場ではよそに負けじと「点数競争」が始まっている。成績の公表をめぐっても揺れる現場。1回に50億円以上が投入される「国民的調査」への疑問はふくらむ。 ■大分―点数アップ、廊下で補修 大分県北部、人口約2万4千人の豊後高田市。15日の放課後、市立高田中学では、職員室前の廊下で生徒たちが英語のプリントと格闘していた。机を15台並べたこの場所は「学力アップコーナー」。新年度とともに毎日補習が行われている。生徒は各学級から出席番号順に毎日5人ずつ参加。403人の全校生徒が、国語、数学、英語の補習を月1回受ける。 担当教員は、県教委が始めた「学力向上戦略支援事業」で配置された。学力調査の成績を市町村が自ら公表して「学力向上推進計画」を提出すれば、定数より多い教員の配置が認められる。数値目標も求められており、「学力向上」とはそのまま点数アップを意味する。県の昨年度の結果は小中とも全国37位。県教委の担当者は「市町村に競争させてでも成績を上げたいというのが本音」と漏らす。 3人分の配置を受けた豊後高田市は、科目ごとに数値目標を設定した。例えば、昨年度の正答率が49.5%だった中3数学の活用問題は、今年度51%、11年度は55%を目指す。数値目標は、テストと同時実施の生活習慣などを問う質問にも及ぶ。「将来の夢や目標を持っていますか」との問いについて、小6で昨年度83.3%だった肯定的な答えを今年度は85%、10年度は87.5%、11年度には90%に伸ばしたいという。 同市教委は「目安がないと目標が学校や保護者に明確にならない」「点数競争が目的ではない」と強調する。 しかし、学校現場には疑問も多い。ある中学の教員は「学力調査の日までは、新学年の教科書より、当日点数が上がる復習に重点を置く。プリント学習も繰り返す。授業が面白いはずもなく、子どもは疲れた表情です」。小学校の教員も「市教委は校長に、校長は教師に平均点を上げろと言う。とにかく点数がすべてで息苦しい」と言う。 ■鳥取―成績開示、補助で誘う 学力調査をめぐり、文科省は都道府県別の成績は公表しているが、市町村別や学校別の成績は明かさず、都道府県に対しても名前がわかる形で公表しないよう求めている。「『ランク付け』が進み、過度な競争意識を招く」という考えからだ。 しかし、知事の中には「税金を使って得た情報を教育関係者が独占するのは許されない」と唱える「公開派」が出てきた。鳥取県の平井伸治知事もその一人で、全国で初めて、請求があれば今年度分から各市町村、各学校の成績を開示できるよう県条例の改正に踏み切った。市町村教委には反発が強かったが、結局、19の自治体すべてが学力調査に参加することにした。 県教委が参加の”誘い水”にしたのが「とっとり学力向上支援プロジェクト」(予算額4千万円)。「学力調査の結果を地域で共有し、学力向上を目指す市町村教委の事業を支援する」といい、09年度から1件につき200万円まで交付する。 境港市教委の根平雄一郎教育長は「成績開示に対する考え方は、県とはねじれた状態のまま。学力調査への参加は苦渋の選択だった」。「お金は欲しいが、ひも付きの予算は使いたくない」と県のプロジェクトの申請は見送った。 鳥取市教委の中川俊隆教育長も「学校別の結果がネットなどで流れ、序列化を招かないか心配だ」と語る。同市教委は2月、文科省に対し、学校別の結果を県教委に提供しないよう直訴した。 ■私立―「得るものない」参加率5割切る 様々な事情を抱えながらも国公立では「全校参加」が実現したが、私立はそっぽを向いている。参加率は初回の07年度から62%と低調だったが、08年度は53%、さらに今年度は48%(小学校46%、中学48%)と半数を切った。 東京都のある私立中は過去2回は参加したが、今回は当日に授業参観があるため不参加に。校長は「4月は行事が詰まっている。参観日は前から決め、保護者にも伝えていた」。さらに「担任からは、学力調査の採点結果が出るのが遅すぎるとも聞いている」と続けた。 東京都の別の私大系列の中学も今回からやめることにした。中高一貫校で学習内容を先取りしており「うちの学校の進度に合っていない」(校長)。教員にも「結果から得られるものがない」という意見が強かったという。 入試の偏差値がトップクラスの渋谷教育学園幕張中高(千葉市)は、初回から続けて今回も参加する。しかし、小河文雄教頭は懐疑的だ。「基礎学力をみる問題では生徒たちはみな正答率が高く、調査の意味を持たない。参加すべきかどうか、毎年校内で議論になる」
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以上引用終了
賛否両論あると 思いますが 実施したことを 評価するのは 極めて 重要なことです
その意味で 今回 みんなが 考える 機会を 得たことは 本当に 重要な 意味を 持っていると 考えます
単純に このテストを プラスしたから 50億が 大きい 金額のように 感じるかも 知れませんが
小学校は別として 中学では ある程度 業者テストを 実施していますので
その予算を削れば 充分 費用は 捻出できるのではないかと 考えます
また スケールメリットは 計り知れないので 一回当たりの費用は
相当 コストダウンできると 考えます
今 実施している 学年が 小6と中3だけなので 確かに データの推移は
見れないので 中学だけでも 全学年にしても 良いような 気がします
ある程度 データの検証をして レベルアップのための 対策をとれば
もっともっと 良い方向に 向かうような 気がするのですが・・・・・
以前 「センター試験のまめ知識」についての 日記を書きましたが
高校でも センター試験のようなものが 出来てくるかも 知れませんね^^
公立高校は もっと 効率化を はかっても 良いのかも知れません
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