YES通信 2014年4月号 VOL11(糸島学習塾YESより大切なあなたへお届けします)
就職活動の現状(就活で壊れていく学生たち)
最近、学生たちがあまりにも厳しい就職活動で、心が折れてしまい、心を病むという現象が起きていることをご存知でしょうか?
ドワンゴという会社が受験料を徴収するということが、大きな議論を呼んでいます。
就活で受験料を徴収される時代というのもとんでもない状況なのですが、これら2つの問題は就活における共通の問題から起こっているのです。
今、就活は完全なビジネスと化しています。
リクナビ等の業者やマスコミに踊らされている学生や人事担当者が可愛そうです。
以前の保護者会でも説明したのですが、求人の絶対数というのは十年前とそんなに変わっていません。
しかし、マスコミや採用に関わる業者が、恐怖を煽っていることによって、昔は十社程度しか応募していなかったのに、今では百以上応募している学生がざらにいる状況になっています。
しかも、安定志向で大企業や公務員に集中しています。
このような状況になるとどのようなことが起こるのか?と言うと、競争率があまりに高くなり過ぎるという現象や面接する人手が足りないという現象が起こっているのです。
ドワンゴの会長はこのような状況に警鐘を鳴らしているのです。
受験料を課せばこのような過当競争がなくなるのではないか?そうすれば就活で疲れ果てボロボロになる人材が救われるのではないか?というのが真相のようです。
十年前に私が採用に関わっていた時でも、上場企業では相当数の求職者のエントリーがあり、面接もせずに人を選別しないといけないことをとても心苦しくも思っていたのですが、おそらく今では履歴書を新聞のチラシを見るくらいの感覚で捌かないといけない状況なのではないかと心配しています。
ただでさえ間接部門は切り詰められてきていますし、大学を限定した採用活動が出てきているのもある意味仕方のないことかもしれません。ドワンゴさんが叩かれる前に業者の姿勢を問題視しないといけないと思います。
では、このような時代をどのように捉えてどのように対応していかねばならないのでしょうか?
① 就社ではなく就職と考える(会社の規模や安定性ばかり見ないで、やりたいことや将来どのようなスキルを身につけていくのか?という視点で職をさがす。)
② 実践的なスキルや資格を身につける(最近の傾向として、看護師や薬剤師等資格が取得できる学部の人気が高まっています。)
③ 現状を認識して断られること(不採用になる事)を前提とした活動をしていく(日頃からいろいろな事に挑戦して、失敗する体験も貴重だと考え、失敗より学ぶことを促す。
これから今まで以上に、しっかりした自分の考えを持つと共に、失敗しない子育てではなく、幼いうちにたくさん失敗させて、そこから学ばせるような子育てが大切です。
私達も今まで以上に目標設定や挑戦することの大切さを意識して授業を行うと共に、自ら実践できるようになりたいと思います。
あなたの良いところはどこだろうか?
私は、幼いころ今でいう多動性障害(ADHD:じっとしていられない、我慢のできない障害)らしきものを持っていました。
小学校1年生の時はすぐ手遊びをするからと、机の両端に輪っかをつけられ、授業中はそこに両手を入れていなければなりませんでした。
今考えると問題になりそうなことを平気でやられていました。
また、並ぶ時も当時は背の低い順に並んでいたのですが常に一番前に並ばされていました(涙)
こんな状態だったので成績が良いわけがなく、学芸会とかの写真も全員両手を上にあげているのに私だけよそ見をして、手を横に伸ばしているような写真ばかりで、恥ずかしいの一言です。
そんな私が勉強しようと思ったきっかけは、5年生の時の先生が私の算数と理科の頑張りを認めてくれたからです。
褒めてくれたことで国語や社会は苦手のままだったのですが、とりあえず算数と理科だけはその先生にいいところを見せようと頑張りました。
それから大学受験まで、数学と理科だけは得意科目になったのです。
先週の土曜日にコーチングの講座に参加してきました。その時の講座で出てきたのが、リソース(資源)を探す質問という内容を取り扱う講座でした。
私たちは目標を達成しようとしたり、課題を克服しようとしたりする時には、それを実行するための資源が必要です。
その資源のことをリソースと言います。会社で言えばお金や従業員、機械等の資産もありますが、個人ではスキルや経験、協力してくれる人脈のことを指したりします。
講座で練習したのは「あなたの得意は何ですか?」「あなたが上手くいった時のことを教えてください?」「協力してくれる人は誰ですか?」等の本人が持っている良い部分を探す質問が中心でした。
今あるリソースを知ることで、人は大きく変わることが出来ます。
講座の中でも参加者の皆さんがどんどん笑顔になっていくのがわかり、とても嬉しくなりました。是非、今あるリソースを見つめ直してみてください。
あなたのリソースは何ですか?お子様の得意なことは何でしょうか?協力してくれる人は誰でしょうか?
書籍紹介 まんがでわかる7つの習慣 スティーヴン・R.コヴィー著
まんがでわかる7つの習慣 [ 小山鹿梨子 ]
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自己啓発本のベストセラーにしてロングセラーである7つの習慣が漫画になって登場しています。
昨年の10月に発売されて今もなお、楽天の週間ランキングで1位(生き方・人生論部門)を維持している本です。
漫画になって内容的にはその分少なくはなっているのですが、大切な部分はしっかりと盛り込んであります。
しかも、漫画なので事例がわかりやすく、かつ短時間で読めるようになっているので、初めて7つの習慣を読む方にも、以前読んだことのある方の復習用にも最適の本です。
ちなみに今月から教室長になった小田は以前の職場で7つの習慣を教えていたこともある人材です。
今後は、ただ単に授業だけを教えるのではなく、道徳的な授業にも挑戦していきたいと考えています。
生きていく上で良い習慣を身につけることは、本当に大切なことだと思っています。
これからの時代情報や知識はインターネットの普及で誰でもが簡単に取り出せる時代になりました。
そういう時代だからこそ、「本物」が求められています。その根幹の人間力を高める1冊です。
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