塾長Blogブログ

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YES通信Vol.127 2024年3月

糸島学習塾YESより大切な皆さんにお届けします。

今日、公立高校の合格発表がありました。

これで先週のご苦労さんボーリング大会と

卒業して旅立つ先生たちの送別会も含めて

今期のすべての行事が終了しました。

 

 

 

 

 

今月のYES通信は

1 渋谷区の探究学習は成功するのか?

2 糸島に住んで良かったです♪

3 書籍紹介 「コーチング脳」の作り方  宮越大樹  著

となっています。

みなさんよろしくお願いします。

 

渋谷区の探究学習は成功するのか?

 

 

 

 

自己推薦型入試の広がりもあり、教育業界では探求学習に注目が集まっています。そのような中、渋谷区では公立小中学校の時間割が新年度から大きく変わります。

なんと、午後の授業が全て「探求学習」になるということです。探求学習というのは、どういった学習なのでしょうか?

探求学習とは、子どもたちが自ら課題を見つけて、それを解決するために行動する学習のことです。このことによって子どもたちの主体性が育まれることが期待されているのです。

授業内容の詳細がニュースに書かれていたのでその一部を転載します。「探求学習」では具体的にどんな授業を行っているのか。力を入れている渋谷区の小学校を取材しました。

記者:「午後の授業が始まりました。いま教壇に立っているのは先生…ではなく有名企業の社員です」

渋谷区笹塚の公立小学校で行われた探求学習で教壇に立つのは、民間企業で働くサラリーマンです。この日は小学6年生の児童たちに、プレゼンテーションとはどういうものなのかを教えました。

GMOインターネットグループ 成瀬允宣さん「話して相手に動いてもらう、人を動かすのがプレゼンのゴールだと私は考えている」

真剣なまなざしで話を聞く児童たちが、半年かけて探求学習で取り組んでいるのは「未来の小学校を作ろう」というテーマです。

児童:「ここがVR(仮想現実)なんです。VRのゴーグルで、ここから見る世界観がこれ」

児童たちは数人でグループを作り、1人に1台ずつ配られているタブレット端末で「マインクラフト」という専用ソフトを使って、未来の小学校の予想図を作成していきます。さらにこの日は最後の発表会に向けて「特別講師」の授業を参考に、プレゼンの資料作りにも取り組んでいました。

児童:「災害時に耐えられる造り。私たちは学校を浮かそうと考えて、実際にマインクラフトで作った写真をここに貼って、どういう仕組みなのかというのも写真で見せてから自分たちで話そうと」「マインクラフトでは表現できない部分をパワーポイントで、こういう風に、絶対確実に伝わるように分かりやすくというのを意識して」「算数などでは1+1=2と決まっているけど、これは自分で作っていける楽しさがあって、やりがいがある」

一方、授業をサポートする民間企業の成瀬さんは、授業を通じて見える子どもたちの成長に驚くばかりだと言います。

成瀬さん:「僕が驚くようなものを作ってくるんですね。そういった意味で言うとすごく侮れなくて。ただその上で思うのは、子どもたちの世界に閉じこもっちゃうことが多いので、そこに大人の視点というか社会人として教えることを教えられるように頑張っている」

以上転載終了

その他、この記事には午後の全部の時間を使って他の科目に支障が出ないか?等が書かれていました。「運動会を成功させよう」という探求授業は体育の授業数として数えられ、「商店街の活性化」の学習で利用者数のグラフなどを扱えば算数の統計の授業としてカウントされるそうです。

そのように考えると普通の授業よりは楽しそうな気がするのは私だけでしょうか?

先生の育成が一番大変だとは思いますが、単なる詰込みの授業よりはとても楽しく授業が出来そうな気がするので、時間をかけてでも成功させて、全国に広がっていくことを期待しています。

 

糸島に住んで良かったです♪

 

 

 

 

それにしても最近の糸島人気は凄いですね~ANAのCMではなんと全国対象であるにも関わらず「糸島」って言っていました。由布院や石垣島と同列で「糸島に行こう!」って言っているのです。

普通なら通じないと思うのですが、これが繰り返されると糸島って何処?糸島知らないの?とどんどん糸島の知名度が上がっていきそうです。

昨年は、同期の2名から「糸島どんなところか今度観に行きたい」と連絡がありました。私は昨年還暦を迎えたので、私の同期も定年してリタイア後の住むところを探しているようです。

その二人が対照的で、一人は東京、一人は熊本です。東京の友人は「東京は住むところじゃない」と言い、熊本の友人は「福岡は便利だよね」と言います。糸島は程良い環境なんでしょうね。

私が糸島に住み始めたのは32年ほど前になります。結婚してマンションを買おうという話になったのですが、とてもじゃないけど安月給では市内には買える物件はありませんでした。

選択肢は南の筑紫野市、東の宗像市、そして西が当時の前原町でした。私の実家が佐世保だったこともあり糸島に決めたのですが、まさかこんなことになるとは想像もできませんでした。

最近では、糸島の歴史も盛り上がっています。KBCラジオの中村しぇんしぇ~のすいとーと糸島でお馴染みの中村萬里氏の講演に参加しました。

魏志倭人伝の中に「至」と「到」という字が同じく到着するという意味で用いられているそうなのですが、伊都国に到着した時だけ「到」という文字が用いられていて、その他の土地には「至」が用いられていると話されていました。それだけ糸島は特別な所だったのです。

また、宮崎の高千穂近辺には何の遺跡も出て来ないのに糸島からは異常な数の古墳や大鏡が出て来ていて、一昔前まで糸島では高い山の事を高千穂と呼んでいたとの話もありました。天孫降臨も糸島だった可能性があるのです。

中村氏は言語学の教授だそうでいろいろな昔の文献を読むほどに糸島が邪馬台国ではないかと思うようになったとのことでした。

海や山の観光地と福岡市のベッドタウンとしての糸島の魅力に歴史的なストーリーまでが組み込まれたら本当に最高ですね♪

糸島の事を知れば知るほど住んでいて良かったと思えるようになってきました(笑)

 

書籍紹介 「コーチング脳」の作り方  宮越大樹  著

 

 

 

 

 

この本は、日本で最も多くのプロコーチを育てたコーチングスクールの講師である宮越氏が書いた本です。以前、私の知り合いが会社設立のパーティーを開いた時にメインゲストとしてお越しになっていたのが宮越氏でした。

その時に初めて私の知り合いが宮越氏と出会ってから成長を遂げたことを知り、この本を購入しました。読んでみてとても感動した事ととても勉強になった事を記憶していました。最近になって、他の私の知り合いも多数学びに行っていることを知り再度読んでみました。

すると前回以上に学びが深くなりました。この本の良いところは理論だけではなく実際に使える本になっているところです。あたかも読んだ人が自分自身がコーチングを受けているかのようにイメージできてしまう本なのです。

エピソードに感情が動き、また論理的な説明に思考が整理されていくという印象を受けました。1回目は感動して勉強になっただけで終わらせていましたが、2回目はもっと使ってみように変わったのです。そんな素敵な本です。

アドラー心理学などの背景理論も、分かりやすく書いてあり、アドラー心理学の本も読んでみたくなりました。最近、宮越氏のYoutubeも見始めたので、動画と合わせて読むことでより理解が深まることを期待しています。お子様のコーチになりたい保護者様にはお勧めの本です。

 

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