YES通信 2017年1月号 VOL44(糸島学習塾YESより大切なあなたへお届けします)
復習の重要性について考えてみましょう!
復習の重要性については皆さんご存知だとは思いますが、敢えて今日はこの復習ということについて書いてみたいと思います。
なぜ、今回このようなことを書こうと思ったかというと、ちょうど冬期講習で復習の機会があり、そこで生徒達の様子を見ていてやっぱり復習って大事だなあと感じたからです。
習った時には出来ていたものが、時間が経つと出来なくなっています。
アルファベットは完全に出来ていたはずなのに忘れてしまっていたり、ローマ字は暗記出来ていたのに忘れてしまっていたり等々、復習をすることで問題点も顕在化するのです。
あの有名な自己啓発書「7つの習慣」のフランクリンコビー博士も、大学での研究で復習を定期的に実施したほうが、教育効果が高まることを実証されています。
すぐれた方が同じ学びを反復なさっていらっしゃることも事実です。
ちょっとここで、復習の話をする前に記憶のことについて説明したいと思います。
上の図は忘却曲線というもので完全に覚えたものでも、復習をしないと一週間で80%を忘れてしまうというグラフです。
これはどんな人にも言えることで、これはほとんどの人に適用されるそうです。
個人差もありますがそれよりも、そのこと自体に興味があるなしが暗記に大きく関わっているようです。
興味がない事は、意識して復習しないと暗記できませんが、興味がある事は復習をしなくても無意識に頭の中で思い出したり考えたりしているので、自然と定着するのです。
なので、興味のない事にはどうしてもこの忘却曲線が当てはまってしまうのです。
趣味や遊びのことならいざ知らず、勉強のことを自主的に自然に思い返すことはほとんどないでしょう。
学校の先生も、当然このようなことは十分わかっておいでだと思います。
しかし、今の過密な学校カリキュラムの中、実際に復習をしていくのは容易なことではありません。
だからこそ復習の時間が必要なのです。
今あるシステムとしては夏休みの課題等が、かろうじて復習のシステムになっている程度なのです。
じゃあそれをわかった上で、自主的に復習が出来ているか?と言えばあまり出来ていないのが現状なのではないでしょうか?
小学生も低学年から高学年に上がるにつれてどんどん内容が高度化していきます。
低学年の時はちょっとぐらい忘れていてもすぐに追いつくかもしれませんが、ちりも積もれば山となります。そうなった時にはついていけなくなってくるのです。
特に積み重ね式の学習である算数・数学や英語は最初からしっかり積み重ねていく必要性があります。
また、すべての学力の基礎となる国語も重要です。
そのためにも復習が重要となるので、学校の授業がストップする休みには是非復習に力を入れて欲しいと願っています。
塾では夏休みや冬休みや春休みに復習の機会として講習会を催しています。
時間が空くから勉強させるとか、受験生だからやるのだと思っておいでかもしれませんが、それ以上に大きな「復習」という意味合いがあるのです。
今回の冬期講習は、受験生は当然のことですが、小学生や年長さんも20名以上の生徒さんが講習会を受講いただきました。
しっかりと復習をして、弱点を克服している生徒を見ていてとても頼もしく思えました。
春にも春期講習を実施しますので皆さんよろしくお願いいたします。
どうしたら暗記が効率よく出来ると思いますか?
暗記と聞くと嫌な気分になる人も多いのではないでしょうか?
実は私も暗記は大の苦手で、暗記科目である英語や社会はずっと苦手のままでした。
ただ、この業界で仕事をするようになって、当然のことながら暗記の重要性を改めて痛感させられています。
暗記が得意だとテストや受験に有利なだけではなく、資格取得や就活、昇進等々将来にわたって有利になるのです。
私は暗記が苦手だったので、暗記の得意な先生に暗記の仕方を聴いたり、いろんな勉強会に参加して暗記の仕方を学んだところ、先ずは脳の仕組みについての知識を学んだ方が暗記の仕方を習得するには良いのではないかと感じています。
私達の脳はとても素晴らしい高性能なものですが、私達は実際には本来持っている脳の能力の僅か3%程しか活用できていないそうです。
その脳はどのようになっているかをわかりやすく言えば、脳の中には無数の引き出しのあるタンスがあるようなイメージなのです。
そして、一回見たり聞いたりしたものはそのどこかの引き出しに格納されるのです。
しかし、その引出しに入れただけでは覚えたことにはならないのです。
本もBооKも一度見ただけで脳の引き出しには入るのですが、本がBооKだと紐つけれていないと覚えたという事にはならないのです。
ノートにBооK、BооK・・・・・と延々と書いている生徒がなかなか暗記が出来ないのは、本という日本語を見てBооKを導き出す行為をしていないからなのです。
ノートに単語を書くときも上下に英語とその訳を書く生徒もいますが、それをすると両方を見ているので、本という日本語を見ながら「なんだったけ?」と問題を解いて「BооKだった」と導き出す訓練ができなくなってしまいます。
ですからノートを取る時には、左ページ英文そして右ページに訳を書いていれば反対のページを手で隠すことにより容易にテストが出来るので英語と日本語の紐つけができやすくなるので、暗記がしやすくなります。
脳はとても優秀なので、何度も反復する物は、また出てくるかもと引き出しの取り出しやすいところに格納するのです。
それが完全に覚えた状態です。また、命の危険を感じたり凄く楽しかったりした事等は一回であっても、取り出し易い所に格納されます。
なので、反復を繰り返すか、感情が大きく動くような暗記の仕方をすれは効果が高まります。
暗記が苦手な人ほど覚えるのに時間をかけています。
要領の良い人ほどスピーディーに大量の暗記をしてその際に印をつけています。
それを繰り返すことで、反復の効果とこの問題を間違うのは3回目で悔しいと感情面の効果も高まっているのです。
一生懸命ちょっとずつ進めるよりも大量に繰り返すのがコツなのです。
一二月に実施した暗記特訓が好評だったので今月から、定期的に実施予定ですので楽しみにしてください。
書籍紹介 運命をひらく 本田健著
運命をひらく [ 本田健 ]
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「ユダヤ人大富豪の教え」等数々のベストセラーを書かれている本田健さんが、なんと私の大好きな松下幸之助さんについて書かれたという情報を知り、即購入した本です。
この本を読んで改めて松下氏の偉大さを実感しました。
本田氏は松下氏が設立したPHP研究所の設立70周年に際して出版の依頼があったそうです。
本田氏に依頼が行くことも凄いことですし、この二人が繋がっていたことが私にとっては嬉しい限りです。
以前YES通信で紹介した松下氏の「道をひらく」はこの本のまえがきに書いてあったのですが、戦後の日本のベストセラー第2位で今も毎年10万部が売れ続けている超ベストセラーだそうです。
また、「LIFE」紙で紹介された外国人から見た松下氏の凄さということで5項目が上げられています。
1ビジネスで成功し億万長者になった
2思想家哲学者としての顔を持ち、著作はベストセラーを連発した
3雑誌出版社のオーナーでもある
4経営者だけでなく、一般の人からも広く尊敬されている
5学歴もなく貧乏だったところからスタートして、大成功した
です。
その偉大な松下氏のエピソードを本田氏が32に絞り込んだのです。
どれを削るのか決めるのが大変だったという濃い内容の本です。
松下ブームが来そうです♪♪
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