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YES通信Vol.131 2024年4月「女性枠」「女性募集枠」をどう思いますか?

糸島学習塾YESより大切な皆さんにお届けします。

受験も終わり、京都に行ってきました♪

 

 

 

 

 

 

 

いろいろと歩き回りましたがこれも健康のなせる業です。

改めて健康のありがたさを感じる休日になりました。

ただ桜にはちょっと早かったのが残念でした(涙)

 

 

 

 

 

 

今回初めて実施したピコの授業参観にもたくさんの方がお見えになりました。

本当に熱心にお子様の授業をご参観いただきありがとうございます。

私達も保護者の皆様とコミュニケーションを深めることが出来てとても嬉しかったです。

また、実施したいと考えていますのでまたの機会を楽しみにしてください♪

 

今月のYES通信は

1 「女性枠」「女性募集枠」をどう思いますか?

2 目標設定は自分の成長を決めること

3 書籍紹介 腸と森の「土」を育てる  桐村里沙  著

となっています。

みなさんよろしくお願いします。

 

「女性枠」「女性募集枠」をどう思いますか?

 

 

 

 

今月のピコ通信にもピコ本部からの情報で京都大学が「女性募集枠」を設けるとのことが書いてありました。

「女性枠」に関しては、多様性の観点から進めていかねばならないという意見や、逆に公平性の観点からやるべきではないと賛否のわかれるところなので情報をシェアします。以下転載

「山田進太郎D&I財団」の調査によれば、理工系学部のある大学で24年度の入試から女子枠を導入した大学は16校にも上る。

近年、理工系学部の入試で女子枠を設ける大学は増えている。1994年度入試より、名古屋工業大学では機械工学科(現・電気・機械工学科)の推薦入試において女子枠を設けており、93年度に2人だった女性入学者は20人を超えている。

2016年度入試からは兵庫県立大学が工学部3学科で学校推薦型選抜「女子学生特別」を実施しており、共通テストなしで書類審査、適性検査、小論文のみで選考している。

私立大学でも、18年度入試より芝浦工業大学が工学部機械電気系4学科で公募制推薦に女子枠を設置し、22年度入試からは工学部全学科に拡大した。

22年度からは政府が理工系学部で女子枠を設置する大学に財政支援を開始したことで、この動きは加速。

23年度入試より名古屋大学は工学部2学科の学校推薦型選抜に計9人の女子枠を、富山大学は工学部の学校推薦型選抜に8人の「女子特別推薦」枠を設けている。

東京工業大学は24年度入試から4学院で58人の女性枠を導入し、25年度入試からは残り2学院で85人の女子枠を設ける。広島大学も25年度入試から情報科学部、理学部、工学部で始める。

背景には、理工系学部に所属する女子学生の少なさがある。

日本では22年に大学の工学部に所属する学部生のうち、女子学生が占める比率はわずか15.8%。19年のOECD(経済協力開発機構)による調査では、日本の大学で理系分野に進む女子学生の比率は主要先進国38カ国中で最下位となっている。

女子だけの入試枠を設けることをめぐっては「志望者差別」につながるとの批判的な声も以前からある。(中略)

「九州大学は2012年後期入試から理学部数学科で女性枠を導入する予定でしたが、批判が強まって見送りしたことがありました。当時とは明らかに社会の風向きが変わっています。

国が大学に理工系学部における女子枠設置を促す背景には、企業がグローバル展開を進めるうえでは急いで多様化を進めなければいけないという切羽詰まった問題があります。

実際に企業に取材をすると、技術職や研究職として採用の対象となる理工系学部の女子学生が本当に少なく、採用が極めて難しいという声を聞きます。

女性の若手社員が少ないということは将来的に女性管理職の確保が難しくなるということに直結し、特に海外でビジネスを展開する上では大きなデメリットになると企業は強く認識しており、それが政府と大学の背中を押しているわけです」(石渡氏)

以上転載終了

このように、少しずつ広がってきていた「女子枠」を、国が予算をつけたことでそれに拍車がかかっているというのが、現在の状況のようです。

私の個人的な考えでは、枠を増やすことよりも女性が入りやすい魅力的な環境を作ることに力を入れることが重要なのではないかということと、多様性と言いながら全部が同じような大学にするのではなく、男子だけの大学や女子だけの大学、実力第一の大学や、男女の比率を優先する等いろいろな特徴のある大学が増えることが多様性のような気がします。

他国と比べることよりも、日本ではどうなのか?うちの大学はどうするのか?それぞれにもっとよく考えて多様な選択肢を子供たちに示すことが重要なのだと思います。

 

目標設定は自分の成長を決めること

 

 

 

 

今月の塾の目標は、「目標を決めよう」です。目標を持っている生徒と目標の無い生徒では、モチベーションも行動も全く違ったものになります。子ども達には目標を持って生活して欲しいものですね!

私もこの仕事を始めて18年になりますが、志望校が明確になった途端に頑張りだす生徒を何人も見てきました。また、スポーツをやっている生徒も明確な目標がある生徒はみんな頑張っています。

目標は、自分がここまで成長したいという意思を明確にする行為です。目標が無いという事は成長のイメージが湧かないことが問題なのだと考えています。

ビジネスではモデリングとかベンチマークとか言いますが、自社や自分が向上したい場合は、すでに出来ている人出来ている会社を目標にして、その出来ている人や会社のやっていることを徹底的に真似してみることから始めるのです。

そのような意味では子供たちもまねしてみようと思う人を自分で見つけることが出来ればそれはとても素晴らしい事です。

もし自分でそのような目標になるような人を見つけるのは難しいという事であればそれが見つけられるような環境を探してあげることが大切だと考えています。

それが、クラブチームに入ることであったり、習い事に通うことであったり、塾に通うことだと思うのです。なので、そのような環境に身を置いたら、「〇〇先輩のようになりたい」「□□が出来るようになりたい」という目標を持てるようにすることが大事なのです。

自分のお子様がどんな環境に身を置いたら目標を持ってくれるだろうか?と考えることも大事ですし、せっかくそのような環境に身を置いたなら、「目標とする先輩はいるの?」「これからどうなりたいの?」と子供たちが目標を持てるような関りをすることが重要なのだと感じています。

あと一つ大事なことは見聞を広めることです。スポーツでも「プロのプレーを観たら上達する」とも言われるくらい見てイメージすることも重要なのです。高校や大学を実際に見に行くことはとても重要な事です。

何事も行動して「見て」「会って」「話をして」目標のイメージが湧いてくるのだと思います。その環境を整えるのが親や指導者の役目だと考えています。

 

書籍紹介 腸と森の「土」を育てる  桐村里沙  著

 

 

 

 

 

 

土が良ければ野菜が良く育つことはよく知られています、人間は腸が良ければ健康に育つことはあまり知られていません。

そのような土と腸の共通点から健康的に過ごすことがなぜ地球環境を良くしていくのか?その問いに説明を試みている本です。

まずは自分の健康を大切に。それがゆくゆくは地球環境を良くしていくことにつながるのが興味深い本でした。

肉を食べないビーガンという人たちの事を今迄あまり理解できませんでしたが、この本を読んだことで人が肉を食べることでどれだけの森を失い、地球環境を悪化させているか?がわかりもっと地球にも良い食生活をしたいと考えるようになりました。

牛豚鶏は穀物飼料をたくさん食べて育ちます。穀物飼料を作るのにも広大な土地が必要であり、森林を切り開いたり、農薬を散布したりが必要になります。

糖質制限も流行し肉やプロテインを摂取する人も増えていますが、その裏側で地球を台無しにしてしまっては本末転倒だと思いました。英語では「直感」のことを「gut feeling(腸の感覚)」と言うそうです。

日本語でも「腑(内臓)に落ちる」「腹が立つ」「腹を据える」と言うように腸は昔からとても重要なものなのです。

その根底には微生物の力があるのです。細菌を良い悪いで判断するのではなくどれだけ多様な菌がいるのかが重要だということも目から鱗が落ちる話でした。

 

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