YES通信Vol.127 2024年1月
糸島学習塾YESより大切なみなさんへお届けします。
みなさんあけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年のお正月は暖かかったですね~
温暖化も私のような寒がりにはいいこともあります。
先日、会社の経費を分析していたらなんと水道光熱費が下がっていました。
エネルギー価格の高騰の影響があるかと思っていたのですが
予想外の結果にびっくりでした。
人生苦あれば楽ありでいつもいい塩梅でいろいろな出来事が起こるものです。
悲観的にならずに前向きに頑張っていきたいものですね♪♪
今月のYES通信は
1 イチローの若者に対する𠮟咤激励
2 語彙力の重要性について
3 書籍紹介 なぜ塩と水だけであらゆる病気が癒え若返るのか ユージェル・アイデミール 著
となっています。
みなさんよろしくお願いします。
イチローの若者に対する𠮟咤激励
最近の若者の中には、野球の大谷選手やサッカーの久保選手、ボクシングの井上選手等、私たちの世代では考えられない程の一流の選手が生まれてています。
その反面、「今の若者はちょっと怒っただけですぐに辞めてしまう」という言葉をよく耳にします。先日、Z世代の若者とのコミュニケーションという勉強会で若者との接し方を学びました。
私達とは育ってきた環境が違うのだから、もっと一人一人に合わせた指導が求められていますとのことでした。
そのような中、イチローの若者に対するメッセージというのを見てなるほどなあと思ったのでシェアしたいと思います。以下転載
「今の時代、指導する側が厳しくできなくなって。何年くらいなるかな。僕が初めて高校野球の指導にいったのが2020年の秋、智弁和歌山だね。このとき既に智弁の中谷監督もそんなこと言ってた。なかなか難しい、厳しくするのはと。
でもめちゃくちゃ智弁は厳しいけど。これは酷なことなのよ。高校生たちに自分たちに厳しくして自分たちでうまくなれって、酷なことなんだけど、でも今そうなっちゃっているからね。
迷ったときに、この人ならどう考えるんだろって存在は、そんな自分で整理してこれが正解だと思うっていけないですよ、なかなか。かといってじゃあ友達にそんなこと言ってさ、それも違うでしょ。
どうしてる?迷ったとき。誰に相談するの。自分の中で整理して進むしかないの?どうであってほしいと思う?厳しくしてほしいって子もいるでしょ、中には」。
自主性や褒めることを重んじる教育の流れの中で、厳しく指導することのさじ加減の難しさを指摘し、高校生の心中を慮った。
「自分たちを尊重してくれるのはありがたいんだけど、分からないこともいっぱいあるからもう少しほしいんだけどってない?あるよね」と語り、「これはなんかね、高校野球というよりも大きな、もうちょっと大きな話になっちゃうね。
でも自分たちで厳しくするしかないんですよ。ある時代まではね、遊んでいても勝手に監督・コーチが厳しいから全然できないやつがあるところまでは上がってこられた。やんなきゃしょうがなくなるからね。でも、今は全然できない子は上げてもらえないから。
上がってこられなくなっちゃう。それ自分でやらなきゃ。なかなかこれは大変」と様変わりした現代では、選手がより自身を律することが求められる過酷さを指摘した。以上転載
この記事を読んで、改めて日本は村社会みたいなものがあって、昔は出る杭は打たれるようなところがあった半面、出来ない人には、みんなが声をかけて一人前にしようという良い面もあったと感じました。
今は、スポーツでも学校でもスパルタ教育は出来ないようになっているからこそ、出来る人と出来ない人は意識の違いで大きく変わる時代になってきていると感じています。
自由に伸び伸びと出来るという事は一見良いように見えますが、イチローが言うように過酷な世の中なのかもしれません。
私達指導者や保護者の皆さん、そして子供達もそのような現実をよく分かった上で、生活していかないといけない時代なんだと改めて感じた次第です。
語彙力の重要性について
語彙力の重要性についてはYES通信でも何度も紹介してきました。しかし保護者様からは、読解力については重要だという声を耳にするのですが、語彙力の重要性となるとあまり耳にしません。
読解力を細かく分けると、語彙力と文法力に分解されます。文章を読む際に文法を意識する方はあまりいないのではないのでしょうか?
すなわち読解力は語彙力と言っても過言ではないのです。最近私が考えていることは仕事力も語彙力ではないかと思うくらい重要なものが語彙力なのです。仕事の出来る人は、その分野の語彙力が高いのです。
そこで、今回は保護者面談でのエピソードを書きたいと思います。その生徒は中3生で受験前の今現在でも速聴読を受けてくくれています。速聴読を開校してからですから6年間受けてくれています。
その子は高専を志望していたのですが、なんと修猷館のA判定が出たので志望校をどうするか迷っているとのことでした、修猷館のA判定はなかなか出ないのですが、お母様がおっしゃるには勉強はそんなにやっていないのに何故かいい結果が出るのだそうです
。その生徒は小学4年で中3レベルの語彙力がありました。お母様の話では、博物館などに行くと小さい頃から展示してある説明書きを隅から隅まで読んでいたそうです。語彙力が高くなるわけですよね(笑)
その事を、今年中学受験をする生徒(力試しのつもりで受験した唐津東中の模試が上位だったので、志望校を福教大付属中学に変更した、その子もあまり勉強をしている訳ではないが自力で問題集を解きながら合格を目指している)の保護者様に話したらうちの子も同じような感じです。とのことでした。
やはり言葉に興味を持つ子って学力が高いのだなあと感じました。言葉にどうやって興味を持たせることが出来るかが学力を上げる一番の鍵のような気がしています。
以前のYES通信で、「早教育と天才」という本を紹介させていただきました。この本には、天才を育てるためには特別なことをする必要性はなく、「いかに早い段階で沢山の言葉を教えることが出来るのかが大事」だと書いてあります。
ポイントとしては、1 遊びの中で楽しく教育する。2 いかに早く言葉がわかる子供にするかが大事。3 子供を子供としてではなく小さい大人として教育する。4 集中、熱中が大事。の4点です。是非参考にして欲しいです。
お年玉企画として2か月速聴読無料体験を実施しますので、興味のある方は是非!
書籍紹介 なぜ塩と水だけであらゆる病気が癒え若返るのか ユージェル・アイデミール 著
題名は怪しげで商品を売るための本のように感じますが、塩と水の大切さを知るにはとても分かりやすい本だと思です。
私も自然農を下手なりに実践しながら学んでいると、草花が病気になったり、害虫に食われたりするのは、その原因があるからだと気が付きました。人間の病気なども同様だと感じています。
草花に水不足があると草の体力が弱まり、害虫に食べられるようになったり病気になったりするので、人間もそうではないかと感じるようになってきました。この本はその疑問にばっちり答えてくれました。
肌荒れや関節痛までが水分不足によるものだったのです。そのためには単に水分を摂るだけではだめで、塩からミネラルを摂らねばならないことがわかりました。
ただ、ここで言う塩は天然の塩だという事です。海水にはミネラルが十分含まれていますが一般的な食塩には全くミネラルが含まれていないのです。
私もこのことを数年前に知り、最近は天然の塩しか使っていません。一般に塩は摂りすぎてはいけないと言いますが、昔の塩は神様に捧げるほど貴重なものだったのです。
本文中にあった「塩を食べていない羊は使いものにならない」という言葉はとても印象的でした。本物の健康を手に入れたい方には是非読んで欲しい本です。
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