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福岡教育大学附属福岡小学校の生徒の共通点(勉強が得意な子の特徴と親の特長)

今日は福岡教育大学附属福岡小学校の生徒の共通点について書いてみたいと思います。

この記事を読むと勉強が得意な子の特徴を知ることができて、今後の子育てにも役に立つ情報が手に入ります。

頑張って書きますのでよろしくお願いします(^^)/

私は糸島市で15年前に大手個別指導塾のフランチャイズのオーナーとして開業し、9年間の実績を積み重ねてきました。そして九州NO2のオーナーとして表彰もされたことがあります。その後低学年の能力開発も行いたいとフランチャイズのオーナーをやめ現在に至っています。塾歴15年、その間1416名の生徒とその保護者様と接してきました。

それでは本文に入りたいと思います。

 

今日は、福岡教育大学附属福岡小学校の生徒の体験授業でした。

今、当塾には3名の付属小学校の生徒が通ってくれています。最初はYESの卒業生の妹さんが通って来てくれました。

千葉から糸島に転勤して来られたのですが、お兄ちゃんは中学受験で勉強が嫌いになってしまって絶対塾には行かないと言っていたそう。そんなに勉強も塾も嫌いだったのに、YESに通うようになって勉強習慣がついたので、妹さんもお兄ちゃんのようになってほしいとのことでの入塾でした。

それからそのお母様の紹介で、付属小の生徒が時間差で2名ご入塾いただきました。今回はなんと新しく入会いただいた生徒さんの紹介でまた体験授業を受けていただいた次第です。紹介の輪が広がっていくことは広告費を使えない個人塾にとっては嬉しい限りです。

最初の生徒さん以外は福岡市内在住とのことで遠いところを通っていただけるのも本当に嬉しく思っています。

一番遠いところではなんと室見からお越しなのです。

本当に頭の下がる思いです。

前置きが長くなってしまいましたが

福岡教育大学附属福岡小学校の生徒の共通点は「語彙力が高い」という事です。

 

 

 

 

今日体験授業を受けた生徒は、まだあまり関わっていないの定かではありませんがそれ以前から通っている3名の生徒は全員語彙力が高いのです。

小学5年生なのですが中学2年生とか中3生とかと話している感じです。塾に早く来たときは塾においてある本をさっと手に取って本を読もうとするのも似ています。

読書が大好きなのがわかります。

小学校受験をするくらいだから小さい頃から読み書きや読書をしていたんだろうなあと思います。

面談の時にも国語は全員まあまあ出来ているけど、算数が苦手になっているとのことでした。

卒業生の妹さん以外は今でも英進館さんや日能研さん等の塾に通いながら苦手な算数を中心に学ばれています。

糸島学習塾YESでは、勉強の基本は国語力であり、そのベースは語彙力にあると考えています。そのために速聴読で本が好きになっるような関りや、語彙力診断テストで結果を検証しながら語彙力アップへの取り組みを行っています。

みなさんの知り合いには医者や東大に行くような知り合いはいませんでしたか?

そのようなお友達のことを思い出してみてください。みんな語彙力が高くて小学生の時は少し浮いている存在だったのではないでしょう?

公立の小学校では浮いている存在だったと思いますが、小学校受験するような有名私立などではそのような生徒が当たり前なのです。

付属小にはこのように語彙力が高い生徒が集まっているわけですから、公立の小学生たちの会話とは全く違う会話がなされていることでしょう。

環境はお金では買えないとはよく言ったものです。相乗効果もありドンドン語彙力が高くなっていく環境にあると思います。

羨ましいですよね~

そして2つ目の共通点は

「子供ファースト」の考え方です。子供の将来のことを考え子供のための子育てを実践なさっているところです。

 

 

 

 

経済格差が教育格差につながるとはよく言いますが、経済的なことだけではなく意識の問題が大きいと思います。

以前、早稲田佐賀中学校に兄弟二人を通わせておいでだった保護者様は子供の教育環境を考えて引っ越しまでなさったとのことでした。

そこまでは流石に出来なくても、子供のことを考えて環境作りを行うことは重要だと思います。

私が子育てを終えて思うことは、もっと子供のことを第一に考えて行動すべきだったということです。

子どものことを考えるのはみなさん考えられると思いますが、それを行動に移せるかどうかが一番大きな違いだと思います。

お金をかけなくても子どもの「なぜ?」に応えてあげるのもとても重要なことです。

今、うちの塾では年少さんから高校生までの生徒がいるのですが、小さいお子さん程、なんにでも興味を示します。

それが年を重ねるにつれ興味関心が薄れてきます。

興味関心が高い幼少期に沢山の言葉を習得させることが、優秀なお子様に育てる一番の近道だと私は考えています。

そのことはこの本にも書いてありますので興味のある方は参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

 

私の子育ての一番の反省は、こどものその何故に向き合えていなかったことです。

子どもがなぜ?なに?と言ったときに、その重要性に気が付いていなかったのです。忙しい時は、おもちゃを与えればいいやとかゲームを与えればいいやとかで逃げていたのです。

子どもの好奇心を満たすことよりも、子供を静かにさせることを優先させていたのです。

みなさんには私のようになってほしくないのです。

糸島教育研究所YESでは語彙力診断テストを導入して2年半になります。学力と一番関連があるのが語彙力と言われているのですが、データと学力を比べてみると本当に相関があるのだと実感しました。

語彙力が3学年程上の生徒は小学校の全国学力到達度テストでも高得点を取っています。

反対に、中学生でもどこの塾に行っても結果が出ないと言って塾にお見えになる生徒の語彙力診断テストをすると、決まって中学生なのに小学4年生程度の語彙力しかないのです。

人間は暗記する際に過去の知識と関連づけて覚えていきます。その根本は語彙力なのです。みなさんも得意な科目はあまり苦労せずに記憶が出来たのではないでしょうか?

それはその分野の語彙力が高いからなのです。逆に苦手な科目は語彙力が低いから覚えられないのです。

勉強が得意な生徒が苦手だからと言いながらも暗記が出来るのは全体的に語彙力が高いからなのです。

語彙力は雪だるま式に増えていきますから幼少期に語彙力が高い子と低い子ではどんどん差がついてくるのです。

是非、お子様の「なぜ?」に積極的に向き合ってください。決して全部答えてあげなくてもいいのです。わからなかったら一緒に調べてあげればいいのです。

最後になりますが

保護者様が幼少期の教育の大切さ(幼児教育)を熟知なさっているということです。

 

 

 

 

 

教育の投資効率は早いほど良いのです。そのことを知っているかどうかは大きな違いがあるのです。

糸島学習塾YESは個別指導塾として15年前に開業しました。当時は勉強の苦手な生徒の専門塾として頑張っていたので、勉強の苦手な生徒を中心に指導していました。

それでも、何とか工夫に工夫を重ねて対応してきたのですが、どうしても効率が悪いのです。特に国語に関しては短期間で結果を出すのは本当に難しいと感じていました。

なので5年前から幼児教育に取り組みそのような勉強に苦手意識を持つような生徒を減らしていく活動にシフトし始めたのです。

一昨年、慶応義塾大学に合格した生徒さんの例を上げるとその生徒は小学生の時は週に3回塾に通っていました。中2で週2回、高校では週1回でした。

逆に小学校で全く勉強には無関心な保護者様が中学生からいきなり勉強させようとお見えになるのですが、幼少期のギャップを中学や高校で取り戻すのは至難の業だと考えます。

このことは、先ほども説明した語彙力のことに関連するのだと思います。語彙力は雪だるま式に増えていくので、早いうちに少しでも多く身につけた方が有利なのです。

それと、勉強が嫌な物というのも親が勝手に信じているだけのことだというのも知っていてほしい情報です。

漢字検定を年に2回実施しているのですが、低学年のお子様ほど楽しく取り組んでくれます。

実はひらがなのような意味のない文字よりも、子供にとっては犬や猫のように意味のあるものの方が覚えやすかったりするのも事実なのです。

学びたいことや知りたいことは子どもが自分で決めていきますので、是非お子様の声に耳を傾けて「なせ?」に積極的に向き合ってほしいと思います。

脳も小さいうちに鍛えた方が発達しやすいのでその効果もあると思います。そろばんもやっているのですが、小さいうちから始めて方が暗算は早くなります。

音楽も早いうちにはじめた方が素質の差が出にくいそうです。実際、幼児はなんにでも興味を持ち易いので、興味を示したときにやってみるのも良いと思います。私の感覚では幼児は勉強が大好きな確率は極めて高いと思います。

それを親が勉強にネガティブな感情を持っているために。小さい頃から勉強させるのは可哀想だと勝手に思っているのです。(実際私もそうでした)

しかし、勉強に興味を失ってから勉強させる方がよっぽどかわいそうなのです。

この記事を読んだ方に少しでも幼少期の大切さを知っていただけると嬉しいです。

 

 

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