塾長Blogブログ

塾や、学校教育情報などお知らせしていきます。

目標を達成すると幸せになれるのか?

目的と目標どのように違うのか意識して生きていますか?

目的は「的」進むべき方向性のことで

目標は目的に向かうまでの「道標」です

目的あっての目標なんですね~

目標だけを掲げている皆さん

当然私もそうでした(涙)

「マイホームを持ちたい」「偉くなって高い給料を得たい」

これらはすべて目標なんですね!!

その先の「目的」何のために?

ということが明確でないと達成しても

喜びは一瞬で終わってしまいます

今日は生き方や進路についてためになる情報を紹介します

みなさん喜多川泰氏をご存知でしょうか?


手紙屋「蛍雪篇」


君と会えたから…


賢者の書

喜多川泰氏はこれらの本を書かれている作家なのですが

現役の塾長でもあります

塾長をしながら子供達のやる気をアップさせるために

語りかけてきた言葉を本にしていかれたそうです

私も最初は存じ上げていたなかったのですが

手紙屋ブログを読んでみて

とても共感する部分が大きかったので早速本も注文しました

手紙屋ブログは手紙屋こと喜多川泰氏と本のソムリエこと“団長”

ロックバンド「一里塚華劇団」のリーダーのお二人が

ブログ上で10回手紙のやり取りをしそれを一般公開したもです

“団長”は1年に1000冊の本を読む読書家で

最近はその読書が仕事にも繋がっている方です

とても参考になり視野が広がりますので

是非皆さんも参考にしてください

以下手紙屋ブログより引用しました

————————————————————————

「目標と目的」を混同しないのは、本当に重要なことだと思います。

僕の中では
「何のために自分の人生を使おうとしているのか」が目的、
これは言い換えると「夢」といってもいいでしょう。
「その目的を達成するために人生の途中で用意するチェックポイント」が目標。

だから
「東京大学に行きたい」
「一流企業に就職したい」
「年収1000万円もらえるようになりたい」
「大きな家に住みたい」
「歌手になりたい」
これらはすべて「目標」であって「目的」ではないということになります。

さらに、大切なことは
「目標」は達成されることが素晴らしいのではなく
達成できなかった経験も素晴らしい、
ということ。
つまり、目標を掲げてそれに向けて前進する生き方をしている人にとっては
その目標を達成するか、しないかはさほど問題ではないということなんです。

ある人が東京から福岡に行こうとする。
このときの目的地が「福岡」。
それでは何で行こうかなぁと手段を考える。
このとき「飛行機で行ければいいなぁ」と掲げるのが目標。

ところが、何らかの事情で飛行機で行くことができなくなる。
そこで別の方法を考えるわけです。
「バスで行こう!」とかね。
途中、自分で決めた手段は変わってしまいましたが、
バスで行った人には、
その方法でしか経験できない出会いや発見があるわけです。

まったく同じこと。
「東京大学に行きたい」と思って勉強をしている人がたくさんいます。
でも、大切なのはその目標を達成することではありません。
結果として、別の大学で四年間を過ごすことになったとしても、
その大学でしかできない経験や出会いが自分の人生を豊かにしてくれます。

それでは大切なのは何か…
当然「目的」ということになります。

実は、あまり知られていない事実ですが、

目的のない目標は達成されればされるほど不幸になる

という性質があります。

たとえば、大きな家を買うのが夢だった人がそれを達成した瞬間は
一つの目標を達成した瞬間です。
ということは、幸せの絶頂にいなければいけないはずですが、実際には、
今後のローンを払っていけるかどうかの不安に見舞われる人がたくさんいます。
年収が二倍なった瞬間から、
給与の高額を理由にリストラ要因に入れられてしまったらどうしようと
不安になる人がいます。
プロ野球選手になった瞬間に、
活躍できるかどうかのプレッシャーに押しつぶされそうになり
選手生活に絶望感を抱く人もいます。
一曲爆発的なヒット曲を手にした歌手が、
これで消えたらどうしようと不安で夜も眠れなくなることもあります。

すべては、目標は達成したけれど、目的がないことが原因で起こること。

どこに行くのかが決まっていないのに
「飛行機に乗りたい」という理由だけでそれに飛び乗ってしまうんですから
「これ、どこに行くんだろう…」と不安になるのは当然ですけどね。
(どうして目的地がないのに飛行機に乗ってしまうのかは
別の機会に書きたいと思います)

僕の考える「目的」とは
「自分を育ててくれた両親や家族、親戚のために自分がみんなの生活を支えたい」
「この国の笑顔を増やしたい」
「自分と出会った人すべてに幸せな人生を提供したい」
というようなものです。
団長さんのお手紙から言葉を借りれば

「大人も子どもも、年齢や立場に関係なく、
みんな一緒にとことん楽しめる場をつくりたい。
お客さんにもっともっと楽しんでいただきたい。
一緒に大きな夢が見たい。」

こういったものなんです。

人生の目的を持つ人が、
「そのために年収を1000万円にしたい」
という目標を達成したら、
そのお金を使って自分の目的を達成するための行動をすすめることができる。
このとき、この人は最高の幸せを感じることはあっても、
これがなくなったらどうしようという不安にさいなまれることはないんですね。
いくら大きな目標を達成しても不安ではなく、喜びに満たされる。
そのために人生の目的は不可欠なんです。

僕たちは、裸で何も持たずに「おぎゃ~」と生まれてきて、
裸で何も持たずに死んでいかなければなりません。

その間どんなに多くのものを手に入れても
手に入れたすべてのものを使って死んでいくのです。
どうせ、手に入れたすべてを使って死んでいくんです。

「望む人生はすべて達成することが許されているこの幸せな時代に生まれた僕たちは、
自分の人生を通じて手に入れるものを何に使って生きていこう?
そして、そういう生き方をするためには、
途中何をどれだけ手に入れなければならないだろう?」

僕はこう自問することによって
「目的と目標」を区別して考えることにしています。

——————————————————————-

以上引用終了

これほどわかりやすく目標と目的について解説されたものを私は知りません

「『目標』は達成されることが素晴らしいのではなく達成できなかった経験も素晴らしい」

「目的のない目標は達成されればされるほど不幸になる」

本当に良い表現だと思います

私も目的と目標を意識しながら

生きていきたいと思います

 

 

 

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  • コメント ( 4 )

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  1. 月読つきよみ

    目的も目標もあまりもっていないような。。。
    ただ毎日をなんとなく送っているのが現状です。
    考えさせられました。
    応援ぽちり!!

  2. 横尾けいすけ

    この日誌は非常に重要です。
    目標と目的をしっかり分けて認識することは人生論にも関わると思います。
    以前に一流俳優がいました。彼は俳優に飽き足らず最高の映画監督になろうと目標しました。
    そして、大ヒット映画の連続。
    しかし、彼は絶頂の折、ビルから飛び降りてしまったのです。
    遺書も無かったので彼の思いは未だに明確ではありませんが、もしかしたら目的の欠如かもしれません。
    また、あの文豪、芥川龍之介さんもこういうことかもしれませんね。
    大変勉強になりました。ありがとうございます。

  3. (カメ)

    月読つきよみさん
    おはようございます
    >目的も目標もあまりもっていないような。。。
    そのような時期は必ずありますよね
    私のそのような時期の長かったこと長かったこと^^
    喜多川泰氏の本に書いてあったのですが
    子供の頃の目標はプロ野球選手や歌手など自分のためのもで
    そのようなものはすぐにあきらめてしまうのでほとんど実現しないのだそうです
    そして一端 目標の無い人生を送るプロセスを経て
    人のために生きる目標が出来るのだと書いてありました
    人のために役に立ちたいという気持ちからの目標はあきらめることなく長続きするのだそうです
    だから達成するのだそうです 
    月読つきよみさんの詩はまさにそうなんじゃないかなあと思いました
    書き込みありがとうございます♪♪

  4. (カメ)

    横尾けいすけさん
    おはようございます
    本当にそのとおりかもしれませんね
    私達は地道に幸せな成功を一歩一歩実現したいですね^^
    喜多川泰氏の本はまだ一冊しか読んでいませんが凄いですよ~
    妻にも見せたのですが「どうやって探したの?」と言われました
    いつもは「フーン」で終わるのですが(涙)
    書き込みありがとうございます♪♪

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