塾長Blogブログ

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スポーツと勉強の両立について

先日、いつも行く定食屋さんで

スポーツ新聞を読んでいたのですが

その中に非常に興味を惹く記事がありました

それはマーティ・キーナート氏が日本のスポーツには

文武両道という選択肢が無いと言うことを書かれていたことでした

私はそれまで氏を存じ上げていませんでした

氏はロサンゼルス生まれのスポーツジャーナリストで

東北大学特任教授や東北楽天ゴールデンイーグルス 社長補佐

と言う肩書きを持たれていらっしゃる方です

ネットで調べてみると多数の本を執筆されていて

その一つにこんな本がありました


文武両道、日本になし

今度、是非読んでみたいですね

ちなみに著者コメントが掲載されていましたので参考まで

以下引用開始

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ありがたいことに、日本に住んでもう三十年以上になる。この国は清潔で秩序正しい。人々は親切で礼儀正しい。この国で、生活の大半をスポーツにたずさわって情熱の対象を仕事にして過ごしてこられたことを、とりわけ幸せに思っている。

しかし私は、日本のプロスポーツ選手のほとんどが、現役を終えた途端に途方に暮れるのを見てきた。確かにごく少数の大スターは、監督や解説者といった職を与えられ、いい給料をもらっている。が、普通のレギュラー選手は、そう収入の多くないコーチや、フロント職員といった仕事に就ければいい方だ、といってもよい。そして残りの大多数には、まったく何も残されない。仕事も、名誉も、未来も。彼らは日々の生活に困窮し、かつてのスポットライトは、あのへつらいはいったい何だったのだろうかと考えている。自分の知るたったひとつのこと(スポーツ)と関連した仕事に就く以外に選択肢がほとんどない理由は、たいてい彼らが充分な教育を受けていないことにある。

いまだに相撲力士の多くは中学を出てすぐに角界にはいるし、多くのプロ選手も通常、中学から先の起きている時間をほとんどそのスポーツに捧げている。戦後、日本の中学生や高校生は、受験地獄を経て本物の学生になるか、ほとんどの時間をスポーツに費やして、最悪の場合、スポーツ馬鹿になるかのどちらかを選ばなければならないようだ。世界のほかの文化では、もっとバランスがとれている。学生は本人が望めば、毎日を学業とスポーツの両方にバランスよく配分し、本格的な学生_ときには真の秀才_になると同時に、本格的なアスリートにもなれる機会を与えられる。

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以上引用終了

日本では本格的にスポーツをやる場合

勉強を捨てなければならないことが多いとおもいます

他の国では、高校でも大学でもスポーツで活躍しながら勉強も出来る環境があり

実際にプロスポーツ選手が弁護士や医者になるケースもあるそうです

それをスポーツ新聞では

秀才アスリートという表現をされていました

現状では家庭や本人の意思で両立させる以外に

方法がないのが現実で

文武両道を謳っている学校でも

生徒がスポーツと勉強に別れて頑張っているだけで

本来の意味の文武両道ではなく

学校が文武両道という意味で少々本筋からずれています

保護者面談をしていても

自分の子供が運動だけをして

勉強を疎かにすることを恐れる方が

非常に多いと感じています

また、私も小6の息子がいますので

今やっている野球を今後どのように続けるのか

心配があるのも事実です

確かに一つのことを極めることは大切なことだとは思いますが

出来れば幅広く広い視野を持った人間に成長して欲しいと願っています

私の経験上 スポーツが本当に出来る人は

勉強も出来るという印象を持っています

才能の芽を摘まないためにも

もっといろいろな角度から考える必要性があるようです

日本の文化には○○一筋が合っているようで

二兎を追うもの一兎も得ずと言う言葉もあるように

一筋にやることが美徳のようなところもあるのでしょうが

今の時代もっと幅広くやれる選択肢があっても良さそうです

佐賀北高が甲子園で優勝しましたが

良いモデルになればいいですね(^^)/

 

 

 

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  • コメント ( 4 )

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  1. 横尾けいすけ

    以前、プロ野球を経験された鍼灸マッサージ師の先生と働かせてもらったことがあります。
    その先生は、高校まで所謂野球バカ。
    社会人野球に入団し、午前は職場で昼寝し午後は野球の練習。
    ラッキーにプロに抜擢され、数年でしたが一軍登録もある方です。
    やがて引退し、喫茶店開業。大当たり。
    時代の流れで喫茶店では困難と判断し、お好み焼き屋。これも大当たり。
    お好み焼き屋をしながら夜学でマッサージの学校で勉強。
    そして、マッサージ開業と少年野球の指導者。
    この方は、自分を客観的に見ることが出来、今するべき決定を実行した人です。
    そういう人が幸せになれるのかもしれません。

  2. 南の海の音がする

    興味深い著書ですね。
     是非読んでみたいと思います。
                     (^^)/

  3. (カメ)

    横尾けいすけさん
    おはようございます
    私は直接プロの選手と話をしたことは無いのでわかりませんが
    一芸に秀でている方はすごいセンスがあるのでしょうね!!
    私も見習いたいです♪♪

  4. (カメ)

    南の海の音がするさん
    おはようございます
    私もまだ読んでいないのですが読んでみようと思います
    明日から冬期講習です
    一年があっという間に過ぎていきますね
    これからもよろしくお願いいたします
    書き込みありがとうございます♪♪

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