聴くことの凄さ
ここで言う「聴く」とは「聞く」ではありません
「聞く」が音として聞くことであるのに対して
「聴く」は心で聴くことです
傾聴などという言葉を耳にされる方も
いらっしゃると思いますが専門用語では「傾聴」といいます
これもれっきとしたスキルです
「聴く」ことは実際、非常に難しいのです
こんな経験をされたことはありませんか?
人の話を聞いている時に
周りの話の内容が気になってそっちのほうに気を取られて
人の話が全然聞けなかったことや
人の話を聞きながら
気がついたら一生懸命に
自分が次に話すことを考えていること
私の場合は後者が圧倒的に多いのですが
自分がしゃべりたいという気持ちが強いと
ついついそうなってしまいがちです
何故そうなるのでしょうか?
人間は話す時は一つのことしかできないのですが
聞く時には2つ以上のことが同時に処理できます
さらに頭の中で考える時は
かなりのことを同時に考えることが可能なのです
だからこそ一生懸命に聴く努力をしないと
聴くことが疎かになってしまいます
口が一つで耳が二つあるのも
良く聴くようにそのようになったのだともよく言われます
また、自分は精一杯聴いていても
話し手が聴いてもらっていると感じなければ
意味がありません
話し手にこちらが一生懸命聴いていることが
伝わってはじめて話し手は安心するのです
ですから、話している時の姿勢や
仕草もすごく重要になります
いくら話をちゃんと聴いていても
よそ見をしていたり
何か作業をしながら聴いていたのでは
話し手はきちんと話を聴いてもらっているとは感じないでしょう
また、相手が話を聴いていないように感じたら
気になって話をすることが出来なくなります
特にお母さんは家でいろんな仕事があるので
仕事をしながら聴く場合が多いと思うのですが
これは話しをしているほうからすれば
ものすごいストレスになりますので
注意した方が良いと思います
私が以前、研修で実際に体験したことを書きます
自己紹介をしなさいと言われて
自己紹介をしたのですが
相手の方が全く聴いていないようだったので
おかしいなあと思った瞬間
頭の中でいろいろと考えてしまって
すごく話しにくかったという経験をしました
半分頭が真っ白になった状態です
これは、聴かれていないとこんなに苦しいんだよ
というのをわからせるために
仕組まれたことだったのです
この研修を受けてからは
かなり、聴く時の態度や姿勢にも
気を配るようにしています
手を止めるのはもちろんのこと
目を見て「うん」「うん」とうなずくことも必要です
話しに興味を示し「もっと教えて」とか「それで」「へー」
などを入れてやるとお子様も話しやすくなると思います
決して話しを遮ったり、自分の話をしてはいけません
主役はお子様なのですから・・・・
特に自分から話さないお子様に対しては
テーブルなどにも注意する必要があります
あまり大きなテーブルで
正面に向き合って話すのも良くありません
私もかけ出しの社員時代に部長に呼ばれていったら
会議用の大きいテーブルで部長と向き合って
「さあ何でも言いなさい!!」なんて言われても
とても話せるものではありませんでした
テーブルは丸形とかが安心すると言われていますし
同じテーブルでも横に座るなどして
視線が少しずれていた方が話しやすいとおもいます
ちなみに私の教室では先生は生徒の隣に座るようにして
子供が話しやすいように心がけています
つらつらと書いていたらどんどん長くなってしまったので
続きはまた今度・・・・・・・・・
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