YES通信 2014年12月号 VOL19(糸島学習塾YESより大切なあなたへお届けします)
なんと大学の推薦入試の合格者が過半数を超えています!
平成20年に私立大学の合格者数に占める推薦入試の合格の割合が50%を超えました。今もその傾向は変わらず、平成25年のデータでも国公立大学のを含めた全体でも43.6%と非常に高いデータを示しています。
私が株式会社プレナスで人事の責任者をしていた時に不思議に思っていたのが入試制度でした。企業では面接を中心とした人物評価で合否を決めるのに、何故大学入試では学力検査のみで合否を決定するのか?ということでした。
しかし、近頃では入試も多様化しており学力のみではなく、面接を取り入れるところも少なくありません。
今年は、今の時点でYESの生徒も6名が推薦入試で大学進学が決定しました。これは大学受験者の半数を占め過去最高の数となりました。国公立優位の九州でもこの傾向はしっかりと出てきていると感じています。
このような世の中の流れに対しどのように対処していけばいいのでしょうか?
それはあたりまえのことですがコツコツ努力することです(笑)
過去における入試の得点だけに頼る合格基準では、こつこつと普段は頑張っているのに、本番のテストでは力が発揮できない生徒には不利な制度でした。定期テストや通知表の成績は良いのに実力テストで結果が出ないような生徒にはとても有利な制度なのです。
確かにテストでいい成績を取る生徒には能力の高い生徒が多いというのは事実かもしれません。しかし人間の能力というのはそれだけでしょうか?会社には実に多様な仕事があります。難易度の高い企画のような仕事もあれば手間暇のかかるコツコツと積み上げていくような仕事もあるのです。
JALで人事をしていた私の友人は能力が高いだけではダメだと言っていました。少々能力的には劣っていても陰ひなたなくコツコツと頑張る人を採用していきたいと言っていました。安全面を重視する会社ならではの意見だと感心した次第です。
このような流れもあり、一発勝負の受験だけでなく、推薦で日頃の行い(評定や調査書)を重視したり、大学の系列化により長期スパンで人材育成(評価)しようという動きが活発化しているように感じています。
受験する側の立場としては選択肢が増えていることを踏まえ自分の強みを活かした受験をすることが大事だと考えています。実力勝負で本番受験すべきなのか?コツコツ型で推薦を目指すべきなのか?このような選択は非常に大事ですし、将来の職業選択にもつながっていく自己理解へと発展していくことだと考えています。
もし、将来のことで悩みがありましたらいつでも声をかけてくださいませ。
長所にだけ意識を向けることが大事!
私たちはどうしても自分の短所や弱点に目がいってしまいがちですが、うまくいっている人ほど自分の長所に意識を向けているものです。
我々人間は元々動物なのである意味危険を察知し本能的にそれを避ける習性があるそうです。
その習性があるからこそ安全な生活を送れるのですが、その習性が自分の成長を妨げている一番の要因なのです。実際にYESに入塾する動機でも一番多いのが苦手科目の克服であることも、本能のなせる仕方のないことなのだと思います。
しかし、苦手だけに集中し過ぎるのは良くないと考えています。
以前、YESに通っていた高校生はどうしても数学が苦手でした。応用問題がなかなか解けなかったのです。
しかし、その生徒はとても勤勉で暗記が得意でした。それで、パターンの暗記に徹したのです。
それから彼の数学の成績が伸びはじめました。
最近、注目されている羽生結弦のコーチであるブライアンオーサーコーチは金妍児のコーチでもありました。
金妍児は、浅田真央に対抗し難易度の高いトリプルアクセルが出来ずに落ち込んでいたそうです。そこでオーサーコーチは難易度よりも完成度を重視させ、トリプルアクセルを計3度成功した浅田真央に対し、出来栄え評価で加点を稼ぎまくり、驚異的な世界歴代最高点をたたき出しました。
また、羽生には、高い演技構成点を誇るパトリック・チャン(カナダ)に対し、技術点勝負を挑ませました。加点が付く後半に連続ジャンプを集め、4回転もチャンの1種類に対し、2種類跳ばせたのです。
私もコーチと契約していますが、調子が悪い時は必ず、自分の欠点や失敗に目が行っている時で、それをコーチとのセッションで軌道修正しています。
これに関しては自分では気が付かないことが多いのでスタッフ一同、お子さまの長所に視点を注いでいきたいと考えています。そのための研修も継続していますので、みなさんご期待ください。
書籍紹介 うまくいっている人の考え方 ジェーリー・ミンチントン著
うまくいっている人の考え方 完全版 [ ジェリー・ミンチントン ]
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この本は、私が最も大事だと思っている自尊心を高めることを目的として書かれています。
簡単に実行できるような考え方が50項目も述べられています。とても分かりやすい言葉で書いてありますので中学生でも読める本だと思います。
実はこの本も息子が買ってきた本です。息子も悩みながら何かをつかもうとしているのでしょう。
この本は、あまり読もうと思っていなかったのですが、目次を読んだら何かできそうな元気が湧いてくるような気がしたので、読み始めたのです。
読んでみたら、すぐにやってみようと思える簡単なことがしか書かれておらず、自分が本から励ましてもらっているような気持になれる本でした。
本の趣旨のとおり、失われていた自信が少しずつよみがえり、勇気が湧いてくるような本でした。
何かやりたいけど自信が無い、方向性が見えない等の状態の方には、とてもお勧めの1冊です。
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