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「2人に1人が4年制」時代の大学進学とは

ベネッセさんの ホームページより 引用します
以下引用開始
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「2人に1人が4年制」時代の大学進学とは
[教育動向][受験][進路・進学]
渡辺敦司
2009/09/03 15:00:00
文部科学省がこのほど発表した2009(平成21)年度学校基本調査で、4年制大学の進学率が初めて50%を超えたことがわかりました。もちろん数字の上での話ですから、昨年度と何かが急に変わるわけではありません。しかし、「大学」に進学する意味を改めて見つめ直す、よいきっかけになるのではないでしょうか。
大学は、ほんの10年前(1999<平成11>年度)には進学率が38.2%と、3人に一人が進学していただけでした。それが10年で12.0ポイント増、2人に一人が進学するまでになったのです。もちろん、それまで短大に進学していた人が4年制にシフトした面もあるのですが、大学と短大を合わせた進学率も増加しています(1999<平成11>年度49.1%→2009<同21>年度56.2%)。ちなみに、25年前(1984<昭和59>年度)には4年制大学進学率が24.8%と4人に一人、短大を合わせても35.6%と3人に一人程度でしたから、親御さんの世代のような「大学」のイメージで語れないことは明らかです。50%と言えば、1954(昭和29)年度の高校進学率(通信制を除く)とほぼ同じです。今や4年制大学に進学するというのは、おじいさんやおばあさんの時代に新制高校に進学するのと同じような状況である、と言ったら言い過ぎでしょうか。
今年度の4年制大学の志願者は約66万6,900人、入学者は約60万8,700人でしたから、6万人近くが入学しなかった計算になります。しかし一方で、日本私立学校振興・共済事業団の調べによると、今春、私立大学の半数近い46.5%が定員割れを起こしています。実質的には既に、えり好みしなければどこかには入れる「大学全入時代」に突入しているわけです。
25年前、大学・短大の浪人の数は20万人を超えていました。それが、2009(平成21)年度は約8万5,400人と、半数以下に縮小しています。しかも、難関大学も含めて、昔に比べれば、ずっと競争が緩和されていることは間違いありません。大学生の学力低下が指摘されていますが、入学定員と志願者の推移を考えれば、ある意味で当然だと言えるでしょう。
つまり、中央教育審議会の答申が指摘するように、もう受験競争だけでは、大学の「質」を維持することはできなくなっているのです。学生の側から見れば、大学に行ったからといって、世間は昔のような目で≪大卒≫を見てくれません。大卒就職率が70%を割ったのも、昨今の不況のせいばかりとは言えないでしょう。
重要なのは、大学に入って何を学び、どういう力をつけるかにあります。そして、大学に入ってから伸びる力を備えておくことも、受験勉強に負けず劣らず重要なことだと言えるでしょう。大学も近年、社会に出てから役に立つ力を育てるための教育にシフトしつつあります。そんな大学教育の変化に対応するためには、高校の教育も変わっていかなければならないことは必然のように思えます。
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以上引用終了
本当に 大変な時代に なってきましたね
私は 仕事柄 大学生と 接する機会が 多いので 今の大学生の 現状は
普通の方に 比べると 良く 把握しているつもりです
その私が 一番 感じていることは
今の時代の方が 私たちの過ごしてきた時代よりも まともだと 言うことです
良く 「近頃の学生は・・・・・・・・」
という 言葉を 耳にするのですが
私の感覚では 今の 学生達の方が 将来への 危機感から
就職に関しても かなり 高い 意識を 持っていると 感じます
昭和30年代 40年代に 生まれた 人の多くは
就職に 関しても あまり 危機感が 無く なんとなく就職して
なんとなく 食べていけた 時代を 生きてきて
ここに 来て 苦しんでいます
それを 今の学生達は 見ているので 凄く 学習しているのです
「今の学生は・・・・・」 という言葉は 苦しい時代を 生きてきた 人が
何不自由ない 右肩上がりの 世界でしか 生きていなかった
私たちの 世代に 対しての 言葉だったのでしょう
今の学生達は 本当に 厳しい 時代を 生きていると思います

 

 

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大学生達の 就職活動は 見ていて 可哀想になるほどです
私は 以前 採用する側で 仕事をしていたので
採用する側の 気持ちも 分かるのですが
それにしても この数年で 大きく 様変わりしているのを 肌で感じます
今年 就職した 九大生も 32社に対し 就職活動を 行い
内定を もらったのは たったの 2社でした
筆記試験で 落ちるのは そんなに ショックはないけど
面接で 落とされるのは 本当に ショックで
なかなか 立ち直れないのだと 彼は 言っていました
今の 大学生は 就職活動を 通して いろんな事を 学んでいます
世の中 厳しい 厳しいと 言いますが その分 就職活動の レベルは 上がり
良い 学びの機会が 増えていると 言えるのでは ないでしょうか?
松下幸之助さんは「不況また良し」という 言葉を 残されています
今の世の中 飢え死にするわけでは ありませんから
多少厳しくても 多くのものを 学ぶ機会が 増えた方が
ある意味 良いのかもしれません
バブル時代は お金にも 就職にも 困らなかったもしれませんが
本当に 充実した 日々を 送れていたのでしょうか?
いろいろと 考えさせられます

  • コメント ( 2 )

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  1. 横尾けいすけ

    時代も学生生活も まともになっているのだと思います。
    昭和41年生まれの僕の時代は狂乱でした。
    大学受験が人生最大の難関と常識化されていました。
    大学に入ったら、なるたけ勉強をしないで遊ぶのがトレンドでした。
    就職活動で気をつけたのは その会社の発展性です。安泰をみんな気に掛けました。
    そして泡が弾け、信念の無い者は登る山が分らず悩んでいます。
    若いうちに目標とか夢とかが具体的に無い人も少なくないでしょうけど、この苦難もGoodな経験だと思っていただきたい。
    ラクチン人生のキリギリスには辛い冬が必ず来ますから。

  2. (カメ)

    横尾けいすけさん
    こんにちは(^^)/
    >時代も学生生活も まともになっているのだと思います。
    >昭和41年生まれの僕の時代は狂乱でした。
    本当にそうですね
    ほとんどの大学生は遊ぶために大学に行っていたのかもしれません
    >ラクチン人生のキリギリスには辛い冬が必ず来ますから。
    良い表現ですね^^
    まさしく我々はキリギリス世代ですね
    親はキリギリスですが子供はアリです
    親がもっともっと精進せねばなりませんね
    お互いに頑張りましょう^^

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