YES通信 2016年12月号 VOL43(糸島学習塾YESより大切なあなたへお届けします)
大学受験改革でどのように変わるのか?
2020年から大学受験が大幅に変更になることはご存知の方も多いと思いますが、いったいどのように変わるのか?私もYES通信で度々大学受験が就職活動のようになる等と書いて来たのですが、よりわかりやすくということで、今日は書いてみたいと思います。
先ずは下の図を見てください。
今までの受験ですと受験の点数で合否が決まっていましたので、右側の500点の学生と左側の540点の学生が受験した場合、必ず左側の生徒が合格していました。しかし、今回の受験改革では点数の差では合否を決めないということになっているのです。
どういう事かと言うと、ある程度の点数の幅によって大まかなランク分けがなされるそうです。仮に540点と500点が同じBランクだとしたら、点数での差はつかないわけです。なので、内申書に英検2級を取得していたり、ラグビー部の副主将をしている等の記載のある右側の学生と何も実績の無い左側の生徒ではどちらが合格する可能性が高いでしょうか?ということになるのです。もちろん右側の学生が合格する可能性が高くなる訳です。
実際には志望理由書の内容や面接での応対、グループディスカッション等大学ごとにいろいろな選考方法を工夫することになっていますが、イメージとしてはこんな感じで決まっていくと思われます。
今回の改革は、専門家の方々も今までのように骨抜きにはならないと仰っていますので、テストの得点差で決まっていく現在の受験は過去のものになっていきそうです。
では、今後はどのように対応していくべきなのか?一番具体的なことは検定を取るということです。糸島高校の説明会でも明確に英検取得の支援をすると仰っていましたが、主体的な取り組みとして英検や数学検定などを取得することは確実な実績に繋がります。
部活動での実績も素晴らしい実績ですが相手もあるし、必ず結果が出せるものではありません。しかし、検定は早いうちからコツコツ努力することで確実に積み上げることが出来るのです。
義務的にやるのではなく、主体的に取り組むことが大事なので、しっかりと目標を持って自分の得意分野の検定を受験することはとてもいいことだと思います。
もし、英会話などを習っておいでなら小学生でも積極的に英検などを受験なさることをお勧めします。もし、英語が好きで英語を使う仕事に興味があるなら積極的に英検などを受験していけば、一歩一歩夢に近付くのではないかと思います。
その上で、スポーツなどにもどんどん打ち込めばいいと思うのです。今まではテストの点数だけで決まっていたので、勉強だけやっていれば合格できたのですが、これからは学生時代に何に興味を持ちどんなことをやったのか?しっかりと言えるようにならねばなりません。
勉強しかしていない高学歴の大学生が就活でなかなか採用してもらえないというのも、学生時代に自分から主体的に行動して取り組んだことが無いからなのです。
学校での授業も今までの詰め込み式の授業から、自分の意見を言わせるような授業やグループでディスカッションするような授業が増えてくるでしょう。あと4年というと先のようですがすぐに時間は過ぎていくのでこれからは激動の4年になりそうです。
少し予習をすることで良い方向に進んでいきます。
元々、糸島学習塾YESは糸島の最後の砦という気持ちでスタートしました。
大きな結果は残せていませんが、唯一の自慢はどんな生徒でもこちらからお断りをしたことがないということです。学年最下位であろうが、やんちゃであろうが、不登校であろうが、学習障害であろうが、なんとか頑張って対応してきました。
最近ではご兄弟や紹介などで優秀な生徒さんもお預けいただけるようになってきましたが、以前は塾全体の偏差値も低く、本当に勉強の苦手な生徒さんが多かったのです。
そんな生徒さんに共通していることは出遅れです。小学校に入る前にひらがなや数字がわからなかったり、中学に入るのにローマ字が出来なかったりと最初で躓いているケースが非常多いのです。それとは逆に勉強の出来るお子様は、しっかりと入学前の準備が出来ているのです。
私達が、勉強の苦手な生徒に少しでも勉強が出来るようなってもらうためにやっている事は、学校の授業の予習をお手伝いしてあげることです。
勉強が苦手なお子様も学校の授業の予習を塾でしてあげることによって、学校の授業が少しずつわかるようになってくるのです。勉強がわかるようになれば勉強も少しずつ楽しくなって前向きに取り組めるようになるのです。
この経験から私達は、中学の時に出遅れていた生徒達に高校での準備を受験の後に行うことで、高校で良い結果が出ないかと取り組んできました。
その結果、中学の時は勉強が苦手だった生徒が、高校では優秀な成績を取ることも珍しくありません。
今年の糸島高校の3年生には、中学の時は勉強が苦手だったのに、高校の最初のテストで数学で高得点を取ってから意識が変わり、高3になったら理系でトップの成績になった生徒もいます。
昨年からそろばんを始めたのも、少し早めに計算が得意になることで大きな自信に繋がると考えたからです。
うちの先生には九大の先生がいるのですが、九大生の中には小学生の時に高校2年の数学の範囲を終わらせていた先生を筆頭に公文で小学生の時に中学の範囲は終わっていた等準備が万全な学生が多いのです。
そこ迄ではなくても、少し先をいくことでどれだけ気分的な余裕が出来るのか?楽しく取り組めるのか?
準備が大事なのは仕事だけではありません、勉強も準備がとても大事、ほんの少しでも前に進むことが大きなモチベーションの差になって現れるのです。
小さいお子様なら小学生になる前にちょっと早めの取り組みをしたらいかがでしょうか?
小学校で出遅れていたとしても中学に入る前にちょっと予習をする、中学で出遅れていたら高校に入る前にちょっと予習をする。
どのタイミングでも工夫すれば予習は必ずできますので今から準備しましょう。
好きな科目ならば九大生のようにどんどん先に進むのも大いに結構だと思います。
書籍紹介 夫婦脳 黒川伊保子著
夫婦脳 [ 黒川伊保子 ]
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先日、「結婚を漢字一文字で表すと?」というクイズがありました。
結婚暦が5年未満の人は『幸』、10年未満は『楽』であると。
では10年以上の人は?というのが問題でした。
家内はすかさず『忍』と答えました!
ピンポーン!!
正解でした(涙)
これは我が家だけに限った事ではありません。
それを紐解く鍵がこの本に書かれています。
我々は人間である前に生物なのです。
生物は種を保存するために様々な本能を持っています。
夫婦二人が同時に死なないように、相反する行動をする者同士が惹かれあうのだそうです。
地震が起きた時に、妻が走り出すタイプなら夫はうずくまるらしいのです。
それによって二人が同時に死なないような強い種になるのだそうです。
なので、性ホルモンの活発な若い時に恋愛結婚をした人程その傾向が強いそうです。
私は探し物をしていると家内に「すぐそこにあるやん!なんで見つけられんの?」とよく言われるのですが、女性は子供を危険から守るために近くから遠くを舐めるように見る習性があるといいます。
反対に男性は遠くのものをピンポイントで探す(狩猟が上手い)能力があるのです。
その他大きく頷くことが多数あり読むと少しホッとする本です。
自分が劣っているのではなく異なった習性を持っているのだと・・・
夫婦の相互理解のための価値あり本です。
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