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YES通信 2018年9月号 VOL63(糸島学習塾YESより大切なあなたへお届けします)

子どもは褒めてもらうために必死で頑張っている

この仕事をはじめてもうすぐ13年になろうとしています。1261名の子供たちと接してきて一番感じていることは、子どもたちは褒めてもらうために必死で頑張っているということです。

どんなに勉強が苦手な生徒でも良い点数の時は先生にテストの点数を教えてくれます。通知表も上がっていたら聞かなくても教えてくれたりするのです。反対に悪い点数だったりするとテストはカバンやランドセルの奥深くにくしゃくしゃになって入っていることもあります。子どもは正直なんです(笑)

特に小さい子どもたちは、自分が頑張って出来たと思ったらすぐに先生に報告してくれます。「できた!」「90点だった!」とキラキラ輝いた笑顔で話しかけてくれるのです。そしてその言葉の背景には「できた!」は「がんばって解いたからもう終わったよ~褒めて」ということであり「90点だった!」は「今回は頑張って90点取ったから褒めて」ということなのです。

ただ、親の立場や先生の立場からすると「もっと早くできるんじゃないの?」とか「これを間違えなかったら100点になっていたのに」と言いたくなるところなのです。もっと成長して欲しい。もっとできるようになって欲しいという愛情があるからこその反応なのですが、それを言ってしまうと。それまでのキラキラ輝いた笑顔が曇ってきて元気が無くなっていきます。

私達も十分に行き届かないところもありますが、子供たちが頑張ったことをアピールしてきたら必ず一旦は認めてあげたり、褒めてあげたりすることを心掛けています。それから次のステップに進む道筋を示しているのです。

子どもたちが一番認めて欲しい人は誰でしょう?それは間違いなくお母さんです。子供たちはお母さんに褒めてもらうために必死で頑張っていると言っても過言ではありません。是非、お子様からのアピールがあったら精一杯の対応をして欲しいと思います。そうすればお子様はまた褒められたいと一生懸命頑張ってくれると思います。

お盆前にあるお母様から「うちの子は家ではあんまり頑張らないのに塾ではとても楽しそうに頑張っている。なんでなんでしょう?」という相談がありました。その時に今まで書いてきたようなことをお話しさせていただきました。

そしたら「ついつい高い望みを要求してしまったり、出来ていないところを指摘したりしてしまうんですよね~」とおっしゃいました。

たまたま、「速聴読」の説明にお越しいただいていたところだったので、辞書引き学習の話になりました。今、糸島学習塾YESの「速聴読」の授業では辞書引き学習をしています。小さいお子様は国語辞典の知っている言葉に番号を書いた付箋を貼っていきながら語彙力をつけるプログラムです。

それから、その生徒さんが授業で辞書引きを頑張ってやっていることをお母様に伝えたら、「じゃあお家でも頑張ってみようか?」とお母様がお子様に笑顔でおっしゃいました。するとお子様はニコニコしながら「がんばる~」と言っていました。

そしたらお盆明けに凄いことが起こったのです。なんと、お盆明けにそのお子さんが辞書引きの付箋を大量に付けてきたのです。短期間で1300枚以上の付箋を貼ってきているのです。そんなに日にちがなかったので一日に100枚~200枚くらいは毎日貼っていたんでしょう。

お盆休みの間にどれだけ頑張ったんだろう?どれだけの時間を費やしたんだろう?とお子様の頑張りもさることながらそのお母様がどれだけお子様と関わっていらしたのか?その辞書を見てとても感動しました。

そして改めて子どもはお母様を喜ばせるために必死で頑張っているのだなあと感じた次第です。

これからも子どもたちの小さなアピールを見逃さない努力をしていきたいものです。糸島の子供たちがキラキラ輝く環境をみんなで作っていきましょう♪♪

一人の力は微々たるものだが力を合わせれば大きな力に

先日、私の友人が里山保全活動をしていることを知って応援に行ってきました。

私も家内も最近の趣味は山登りです。本格的な登山ではなく近くの山を登る山登りなのですが、これがなかなか気持ち良くて

運動にもなるので、年に7、8回程度糸島近辺の可也山や雷山、井原山、とんぼ山等に登っています。

何度も山登りしていて思ったのは、誰が山の整備をしているのだろう?ということでした。以前はそこまで多くなかった登山者も最近ではどんどん増えてきています。人が歩けば歩く程山道はけずれていきますし、雨が降ったら土はどんどん流されていきます。

枯れた木や倒木の処理も相当なものです。しかし、山に登る度にきちんとした整備がなされていて、私達はその恩恵にあずかってきました。

そんなこともあって、ただ恩恵にあずかってばかりではいかんのじゃないか?という気持ちが湧いてきていた矢先に、友人の里山保全の話が耳に入ったので参加したわけです。

糸島には竹林が沢山あるのですが、竹林は伸びるのが早いので本当に管理が大変なのだそうです。竹を切ったら切ったで今度はその処分に困るそうです。

今回の里山保全は、そんな竹林を整備して切った竹を焼いて竹炭にして活用するというものでした。

初めてお手伝いに参加したのが7月1日でした。その時は、初めて草刈り機をお借りして使ってみたので次の日には腰のまわりが筋肉痛になっていました。その時は本当に荒れ放題のところだったのですが、2回目だった8月5日には綺麗な平地が出来ていて、竹を炭にする作業スペースが少し確保されていました。

そんなに大人数ではありませんがちょっとずつちょっとずつ、整備をしていくことでいつの間にか変わってきているのです。

これからどんなに変わっていくのか?竹炭を作るだけではなく、まだまだ壮大な構想があるみたいなので今後がとても楽しみです。

今日、たまたま九大の3年生と話をしていたら、今日は昼から会議があるということだったので何の会議か尋ねると、ワールドクリーンアップデイというのが今年初めて日本でも実施されるということで、その打ち合わせに参加するのだそうです。こんなことも世界中で取り組めば大きな力になるんだろうなあと、後日感想を聞いてみたくなりました。

一人の力は微々たるものでも力を合わせてコツコツと努力をすれば大きな力になり結果に近づくのだと、ボランティア活動を通じて改めて感心した次第です。みなさんも何かボランティアをしてみませんか?

書籍紹介   君たちはどう生きるか   吉野源三郎

 

大人気なのでもう読んだ方もかなりいらっしゃるかと思いますが、「君たちはどう生きるか」のマンガ版です。

この本は1937年に書籍化された本です。先ずは戦前の本だということにビックリです。

このロングセラーの本が、昨年の夏にマンガになって発売されたのをきっかけに再びブームとなったのです。

私がこの本を知ったのは、友人がアナウンサーの池上彰氏が子どもの頃に一番感動した本が漫画化されたと聞いたからでした。

丁度、気になっている時にたまたま家内が新聞に良く載っているからとこの本を買ってきたことで今年の初めに読んでいたのです。

その後、生徒や先生たちにも読んで欲しいと思って塾に置いてはいたものの置きっぱなしになっていました。

すると先月、号令の際に講師の九大生が「この本はとても良いです。

人生のことや将来のことを考える良いきっかけになる本だから是非読んで欲しい!!」とこの本の紹介をしていました。

生徒たちの反応は本の内容よりマンガ版の絵が講師の顔に似ていることの方が話題になっていました(笑)さらに先日、佐世保に帰省した際に文庫本を母が持っていたのでそちらも読んでみたのですが、文庫本の方が詳しく背景が読み取れるので文庫本もお勧めです。

マンガ版の半値ほどで買え小学校5年生くらいでも読めるような挿絵付きです。両方読むことでさらに深く人生や将来を考えることが出来ます。

 

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