YES通信Vol.134 2024年7月
糸島学習塾YESより大切な皆さんにお届けします。
みなさんこんにちは(^^)/
雨が続いたと思ったら突然真夏日になって
温度変化が堪える年齢になりました。
昨日、61歳の誕生日を迎えました。
先輩や子供からプレゼントいただき本当にありがたい一日になりました。
SNSでもお祝いメッセージをいただき感謝としか言いようがありません。
先日、友人がこんなことを言いました。
「昔は60歳まで生きられない人も多かったんだよね~
だから60歳過ぎた人生は丸儲けよね」
本当にそうだと思います。
これからの人生は丸儲けと思って生きていきたいです♪♪
今月のYES通信は
1 ついに福岡から男子校が消えます!
2 受験は時間との戦いになってきています
3 書籍紹介 マンガ 田母神流 田母神俊雄 著
となっています。
みなさんよろしくお願いします。
ついに福岡から男子校が消えます!
1年ちょっと前のYES通信で男子校や女子校がなくなるかも?という記事を書いていましたが、ついに福岡から男子校が無くなってしまいます。まさか本当になくなってしまうとは本当にビックリです
私が、塾を開業してからの共学化の歴史は、先ず、2012年に大濠高校が共学になりました。この時はとても反響が大きく、大濠高校はこれがきっかけとなり、今では中学受験も高校受験も西南を超えそうな難易度になりました。
次はそれから7年後の2019年の若葉高校の共学化でした。それまでは九州女子高校というある意味一番入りやすい部類に属していた高校が福岡大学の付属になり、その後共学化して受験者か増えたのです。
福大グループは大濠高校での成功事例と、大濠高校の難易度が上がったことで大濠高校からの福大の受験者が減ったことが一連の改革が原因だと考えています。
それからは大きな変化がなかったのですが、昨年2025年に東福岡高校が共学化することが発表されました。
そして今年になって、2026年に中村女子高と中村三陽高校が統合され中村高等学校になることが発表され、ついに福岡県内の男子校がなくなってしまいました。正直、中村女子高校と中村三陽高校の統合には、とても驚かされました。
創業者の中村ハルさんが設立した当時から、男子と女子は別々に教育すべしとの意思がとても固いように感じていたので、どうなるのかが見ものだと思っていた矢先の共学化だったので、少しショックでもありました。
中村ハルさんは男子には男子の女子には女子の教育があるという強い信念を持たれていました。教育の書籍を見てもこのような事が書かれたものが多くて私はどちらかと言うと賛成していました。
ちなみに私は、高校時代は一応共学校でしたがなぜか3年間男子クラスでした。また、大学も男子のみの大学だったのですが、とても楽しかったです。周りにあまり気を遣うこともなくリラックスできていたような気がします。
本音でいろいろ話せるところもとても良かったです。なので、男子校や女子校がなくなっていくのはとてもさみしい気がしています。
多様性という意味でも貴重な存在だと思っていただけに残念です。少子化になり、教育の本質よりも集客を第一に考えた再編になっていることを危惧しています。
続いて公立である福岡市立の福岡女子高校が共学化することが発表されました。これで、福岡県内の公立高校はすべて共学になりました。
私立高校には、どうしても経営という課題があり、不採算ではどうしようもないので致し方ないと思うのですが、公立の高校が先頭を走っているのは本当に民業圧迫と言っても過言ではない状況だと思っています。
多様性が叫ばれる中、男子校も女子校も減っていき、どんどん多様性が無くなってきているように感じるのは私だけでしょうか?多様性よりも少子化での生徒確保を考えないといけないのは本当に悲しい事ですが、それだけ少子化のスピードが加速しているということです。
コロナ過で少子化が加速したために将来のことを考えたら、早め早めの対応が必要になってきます。
特色化選抜導入の拡大も少子化による生徒争奪戦が激化していることが最大の要因です。生徒を早く囲い込むために、私立高校は専願入試で優遇措置を使って早期囲い込みを実施してきました。
これに対抗するように特色化選抜が増えてきています。もう一度、集客以上に「教育とは何か?」を考えることが重要になってきている気がします。
受験は時間との戦いになってきています
センター試験から共通テストに変わったことで「共通テストが時間内に解き終わらない」という問題がクローズアップされています。
今までのYES通信でも紹介してきましたが、センター試験から共通テストに代わり、特に文章量・読解量が増えたと言われています。国語や英語のみならず、数学においても問題の文章量が多くなり、まずは読んで内容を整理するところから始める必要が出てきました。
また、社会や理科についても、表やグラフ、資料を読んで分析し、その上で答えを出すものが増えています。共通テストは文章量が圧倒的に多いのです。
計算の速さだけでなく、問題文を速く読む力や、正確に問題文を読み取る読解力も必要になってきているのです。
また、共通テストでは現実世界において数学が使われることを視野に入れて問題が作られているので、小数点の切り捨てを行う必要が出るなど数字が汚くなることがあります。つまり、計算がより煩雑になるということです。
簡単に言えば、共通テストは短時間での情報処理能力を問うテストになっているのです。
例えば、世界史は、センター試験のときは30~40分あれば解けたのですが、共通テストは資料をしっかり読みこまないと解けない問題が多く、時間ギリギリまでかかってしまいます。
センター試験の世界史は「この年代でこの問題なら、答えはこれ」というパターンがあったから、問題文を全部読まなくても、正直、解けました。
でも共通テストは、問題文をしっかり読まないと解けない上に、問題冊子のページ数もセンター試験の1.3倍と、とにかく長いのが特徴なのです。
この傾向は、高校入試の問題や定期テストの問題にまで影響を与えています。是非定期テストや入試問題の過去問に目を通してみてください。文章量の多さに驚かれると思います。
幸いにして糸島学習塾YESではそろばんや速聴読に取り組み、速さにこだわった授業をしています。家で勉強する時も時間を意識しながら勉強していきたいものです。
書籍紹介 マンガ 田母神流 田母神俊雄 著
先日の東京都知事選にこの本の著者である田母神氏が立候補したことで、懐かしいこの本を読み返してみました。
2008年に田母神氏は政府の歴史認識とは異なる懸賞論文を公表したことがきっかけとなり、航空幕僚長を更迭されました。この本はその後に書かれた本でマンガなのでとても分かりやすく書いてあります。
当時は私もまだ歴史認識については勉強不足でこの本を読んで多くのことを学んだ記憶があります。今回の都知事選の演説で、田母神氏は「私が更迭させられたのは正しい事を言ったからだ。」と話していらっしゃいました。歴史は戦勝国が作るものです。
なので、今正しいと教えられていることはアメリカをはじめ戦勝国にとって正しいことなのです。しかし、戦後80年近くなろうとしているのに未だにそれに縛られる必要があるのでしょうか?
日本が第二次世界大戦で戦ったのはアジアの国々ではなく、アジアの国々を植民地としていたアメリカや戦勝国と戦ったのです。
ですから日本は多くのアジア諸国から「我が国が独立できたのは日本のおかげだ!」と感謝されているのです。しかし、その日本人がその歴史を忘れ去っていることに田母神氏は警鐘を鳴らしたのです。
この本には、そのような歴史の一コマが漫画でわかりやすく書かれています。もう廃版になっていますが、メルカリ等ではまだ買えます。塾にもあるので読んで欲しいです。
↓ 過去のYES通信です
体験授業を受けたい方やご相談はこちらです↓
この記事へのコメントはありません。