ピンチはチャンスとともに訪れる！！

今日は母のリクエストで鹿子前の水族館うみきららに行きました。

そこにはノーベル賞を受賞した下村修氏が

研究したおわんクラゲも展示されています。

下村氏は薬学専門部（現長崎大学薬学部）卒業後、

武田薬品工業の研究職を志しますが、面接担当者に

「あなたは会社員に向きません」との忠告を受け断念したそうです。

下村氏はこのときの経験を、初めから会社員志望でなかったことに加え、

面接時に無愛想な態度をとったからと後述していらっしゃるそうですが、

就職試験に落ちた下村は長崎大学薬学部の安永峻五教授のもとで

実験実習指導員を4年間務めることになります。

これが下村氏が研究者として歩み始めるきっかけとなったのです。

田中耕一氏も大学卒業後にソニーの入社試験を受けるも不合格となり、

就職先が決まらず教授の勧めで島津製作所へ入社したことが

ノーベル賞受賞のきっかけとなりました。

このように何がきっかけになるかはわかりませんね

下村氏が竹田薬品に採用されていたら、田中氏がソニーに採用されていたら

ノーベル賞の受賞はなかったでしょう。

今は就職氷河期と言うことでうちの講師達も就職には苦戦しています。

しかし、採用されるかどうかはその時の運にもかなり左右されると思います。

目先の結果だけに一喜一憂することなく頑張って欲しいとおもいます。

これがおわんクラゲです！！

綺麗ですよね～

しかしなんとこれがクラゲを食べるというから驚きですね♪

その他にもいろんなクラゲが展示してあります。

クラゲを見ているとすごーく癒されますよ～＾＾

下村氏の研究室を再現してあるのか

研究室のようなレイアウトのところもあります。

これは、ビーカーの中で育っているクラゲの赤ちゃんです＾＾

下村氏のことで付け加えると、教授は下村氏を

分子生物学で有名な名古屋大学理学部の江上不二夫教授のもとに

1年間内地留学させたいと考えたそうです。

それで教授と下村氏は、名古屋大学を訪れたそうですが、

あいにく江上教授は不在だったそうです。

代わりに応対した有機化学の平田義正教授が、

「私の所にいらっしゃい」と下村氏に言ったことが、

下村氏が今まで知らなかった有機化学に進むきっかけになったそうです。

このことに関して下村氏は天の指図だと思い

平田教授の有機化学研究室に行くことを決めたそうですが、

本当に縁とは不思議なものです。

きっとその縁を大切にした下村氏の人柄が

このような成果を生んだのでしょう。

先日、お亡くなりなったスティーブ・ジョブズ氏の名演説で

人生にはその時々は点に見えることが後で振り返ってみると

線になって繋がっていると仰っています。

だからこそその時その時を一生懸命に頑張るのだと・・・

また、五日市剛氏も本の中で不幸と幸福は同時に来ると書いておいでです。

ピンチが来たらそれはチャンスの始まりかもしれませんね＾＾

みなさんにもいろんなピンチが訪れると思いますが

それはチャンスの始まりかもしれませんよ（＾＾）/

当然、水族館なのでいろんな魚も展示されていますよ＾＾

雑誌版　ツキを呼ぶ魔法の言葉2

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