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YES通信 2013年7月号 VOL2(糸島学習塾YESより大切なあなたへお届けします)

安心領域という言葉を知っていますか?

先月の保護者面談で、あるお母様から、娘が高校に合格してからとても辛そうだという相談を受けました。

しかし、それは良くないことなのでしょうか?

絶対出来ると確信を持っている行動領域を安心領域といいます。

この領域にいると、快適ではありますがほとんど成長していません。

私達が未知の領域にチャレンジするときは、安心領域の外側で行動しています。

この時は、結構苦しかったり、大変だったりするので、かなり不快感を伴うものなのです。

しかし、この安心領域外での行動は着実に力がついてきます。

スポーツでも楽しい楽な練習をしていると上達しませんが、きつい練習をしていると体力がついてきます。

仕事でも同じです。

楽な仕事ばかりしていると全くスキルアップしませんが、高いレベルに向かって挑戦しているときは確実にスキルが身についているのです。

しかし、得てして私たちは安心領域外で活動することを避けてしまいがちなのです。

でも本当に大切なことは、安心領域で楽に過ごしているときは、自分の成長が止まっている非常に危険な状態であり、安心領域外で苦しんでいるときは、自分が成長している非常に貴重な状態であるということを認識することが大切なのです。

私の大好きな本に「手紙屋」という本があります。

その本の中には、「世の中に楽しいことはない」と書いてあります。

本当の楽しさとは苦しさを乗り越えた後に生まれるものなのです。

苦しい練習を耐えた結果、勝利することによって初めて本当の楽しさが現れるようなものなのです。

ですから日々楽しさや快楽を求めるのはそもそも間違っているということなのです。

じゃあどのようにしたらいいのでしょうか?

もっと自分の成長に焦点を当てて、自分から進んで安心領域の外に出るように意識することが大切です。

無理やり安心領域外に置かれるのはとてもストレスになります。

しかし、自分から進んで安心領域外で活動することは、案外頑張れるものなのです。

日頃から自分に負荷をかけて、安心領域外の不快な感じを、いかに自分にとってプラスと感じられるか?

そこが試されているのだと思います。

辛さの先の成長や喜びを感じられる様になって欲しいと思います

一日に何回、指示や命令を出していますか?

「自分で考えて行動できる人材」いろんな会社の求める人材像にこのような言葉が入っています。

行動できるではなく考動できる人が求められているわけです。

私も、自分の子供や生徒たちに考動できる人材になって欲しいと考えています。

しかし、会社でもそうですが、指示や命令の多い所では指示待ち族のような、言われれば行動する人材が増えてきます。

子供だって同じです。

常に指示や命令をされているとだんだん自分で行動できなくなっていきます。

以前、ある塾長さんのブログにこんなことが書いてありました。

「子供は子どもではなく、大人でありただ体が小さいだけである。」と、その塾長さんが言わんとしていることは、普通の親は子供を子供として育てているが、子供を早く大人にするように育てなければならないということです。

子育ての本来の目的は、早く自立した人間に育てることなのです。

そのためには、失敗もさせないといけないでしょうし、自分で考えさせることも必要でしょう。

そこでは、指示や命令をどれだけ我慢できるのか?という親力を試されているのかもしれません。

子供たちは、いずれ親の指示も命令もないところで大人として生きていかなくてはなりません。

そのためにも一日も早く指示命令に変わる関わり方をして、子供たちに自分で考え行動できる人間になって欲しいものです。

しかし、面談で一番多い悩みが、実は「言わないとしないからついつい言ってしまう」ということです。

結局、ニワトリが先か卵が先かということになるのですが、私が考えているは、指示命令に変わる関わり方を身に付ける必要があるということです。

次回からはそんなことを触れながら書いてみたいと考えています。

書籍紹介   手紙屋  喜多川 泰著

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

手紙屋 蛍雪篇 [ 喜多川 泰 ]
価格:1620円(税込、送料無料) (2016/12/29時点)

 

人気の作家さんなので、すでにご存じの方も多いとおもいますが、敢えて紹介させていただきます。

喜多川泰氏の「手紙屋」蛍雪編です。

「何のために勉強するのだろうか?」「何のために大学に行くのだろうか?」そんな誰もが抱く素朴な疑問に、この本は答えてくれます。

しかも、読みにくいことが全くなくて、主人公と手紙屋の手紙のやり取りで、主人公が成長していく様を物語形式で書いてあります。

とても楽しく読むことが出来ます。

物語形式の自己啓発書といった感じです。

喜多川さんの本は、この本では受験生に対してのメッセージですが、「手紙屋」では就活をする大学生に向けてのメッセージになっていますし、そのほか人生に対しての本や経営者向けの本等、いろんなジャンルがあるので是非読んでみられてください(^^)/

塾にも置いてますのでこの夏いかがですか?

 

 

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