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YES通信 2015年8月号 VOL27(糸島学習塾YESより大切なあなたへお届けします)

平和について考えてみましょう!!

今年は特に戦後70年の節目であることや、安保法案が衆議院を通過したこともあり、例年よりも熱い報道がなされているように感じています。

その一方で相手を批判するような政治家の言動にうんざりなさっておいでの方も多いのではと推察致します。

世界で最初に原子爆弾制作を考えついた国の一つが日本だったこと、科学者から着想を聞いた時点で世界の破滅を予言して封印させたのが天皇陛下であったこと、そこまで原理的思想的に最先端だったからこそ、広島に落とされてすぐにそれが原子爆弾だと断定出来、間髪入れずにカナダ経由でアメリカに陛下が猛抗議を入れていたそうです。

以下は玉音放送の口語訳全文です。全文を読むと背筋がピンとなり、ジーンとくるのは私だけではないはずです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私、天皇は、世界情勢とわが帝国の現状とを深く鑑み、非常の措置をもってこの時局を収拾すべきと考え、ここに忠実かつ善良な国民に申し伝える。

私は本日ここに、日本国政府に対して、米、英、中、ソの四国からの共同宣言(ポツダム宣言)を受諾することを通告するよう下命した。

そもそも代々天皇家は、日本国民の平穏無事を図って世界繁栄の喜びを共有することを片時も忘れず願ってきた歴史があり、それは私自身も常々大切にしてきたことである。

先に米英二国に対して開戦した理由も、本来は日本の自立と東アジア諸国の安定を望み願う思いからであって、他国の主権を排除して領土を侵すようなことは、もとから私の望むところではない。

ところが交戦はもう四年を経て、わが陸海将兵の勇敢な戦いも、わが多くの公職者の奮励努力も、そしてわが一億国民の無私の尽力も、それぞれ最善を尽くしたにもかかわらず、戦局は必ずしも好転せず、世界情勢もまたわが国にとって極めて不利な状況となっている。

それどころか、敵は新たに残虐な爆弾(原子爆弾)を使用して、膨大な数の無実の人々までをも殺傷しており、惨澹たる被害がどこまで及ぶのか全く予測できないまでに至ってしまった。

ことここに至ってまだ戦争を継続しようとすれば、最終的にはわが民族の滅亡を招くだけでなく、ひいては人類の文明をも破滅しかねないであろう。

このようなことでは、私は一体どうやって多くの愛すべき国民を守り、代々の天皇の御霊に謝罪したらよいというのか。

これこそが、私が日本国政府に対し共同宣言を受諾するよう下命するに至った理由である。

私は、日本とともに終始東アジア諸国の解放に協力してくれた同盟諸国に対し、遺憾の意を表せざるを得ない。

そして前線で戦死した者、公務にて殉職した者、戦災に倒れた者、さらにはその遺族の気持ちに想いを馳せると、わが身を引き裂かれる思いである。

また戦傷を負い、災禍を被って家財や職業を失った人々の再起については、深く心を痛めている。何よりこれから先、日本国の受ける苦難はきっと並大抵のことではなかろうと思う。

あなたがた国民の本心も私はよく理解している。

しかしながら私は、時の巡り合せに逆らわず、堪えがたき思いに耐え、忍びがたき思いを忍んで、未来のために平和な世界を切り開こうと願い続ける。

もし日本という国がこのまま国の形を維持し続けることができれば、私は善良なあなたがた国民の真心を拠所として、常にあなたがた国民のそばにいるだろう。

誰かが感情の高ぶりから無闇に事件を起こしたり、日本国民同士がいがみ合い、時勢を混乱させ、そのために進むべき正しい道を誤って世界から信頼を失うようなことは、私が最も強く心配するところである。

ぜひとも国を挙げてひとつの家族のように団結し、誇るべき自国の不滅を確信してほしい。

責任は重く、かつ復興への道のりは遠い。

そのことを覚悟し、総力を将来の建設に傾け、正しい道を常に忘れずその心を堅持し、誓って国のあるべき姿の真髄を発揚し、世界の流れに遅れを取らぬよう決意しなければならない。

あなたがた国民は、ぜひともこれら私の決意をよく理解して行動してほしい。

裕仁   昭和二十年八月十四日

これを機に私ももっと平和について考えてみたいと思っています。

マスコミ等の表面的な煽るような記事だけで判断せずに、しっかり勉強したいです。

困難を乗り越えるスキルをライフスキルといいます。

先日、加也小学校で先生達に対するライフスキル研修というのがあり見学してきました。

ライフスキルというのは「困難を上手に乗り越える力」のことで、アメリカで定義され、それを日本の学校にも導入しようという計画があるのだそうです。

糸島では加也小学校がモデルとなり上手くいけば全小学校に導入されるのだそうです。

その先陣を切って加也小の先生方が研修を受けられたのです。

私も学校の先生方の研修風景を見るのは初めてでした。

実際の研修風景を見た感じでは、みなさんクーラーもない暑い中、とても真剣に教育に取り組まれていました。

研修の内容がとても肯定的な内容で、参加した先生達を一人ひとり承認していくワークが中心だったので、とても楽しそうな雰囲気で研修が進んでいきました。

講師の方が説明するというよりも、講師の方が質問をしてそれに対して受講生が答えるのですが、その答えを否定することなくすべて認めていくというスタイルで研修が進んでいきました。

参加の先生方は20代から50代まで30名ほどの方がいらしたのですが、良い雰囲気で研修が進んでいました。

ライフスキルを向上させるためには環境が一番大事なのですが、どんな環境かと言うと「安全安心の環境」だと仰っていました。

私もこの「安全安心の環境」つくりには力を入れていたので思わず嬉しくなりました。

お互い信頼関係を深めていくためには「安全安心の環境」はとても大事なことです。

自分が話した内容がすぐに否定されたり、人に言いふらされたれたりする環境では、なかなか本音が話せないからです。

コミュニケーションの基本ともいえます。安全安心の環境が出来上がると職場環境も良くなり情報が共有化され仕事の効率も良くなってきます。

このような活動を継続すれば学校の職員室の雰囲気も良くなりひいては生徒たちにいい影響を与え、生徒達のライフスキルも向上し、困難を乗越える力もアップすることでしょう。

研修の中で一番印象に残った言葉は自信を支える3つの支えというものでした。

1.認められている事

2.責任を持ってやっている事

3.伸ばそうとしていることがある事

の3つだそうです。

これらをライフスキル研修を通じて、先ずは先生達が、そして、生徒たちが持ってくれることを期待しています。

いくら知識があっても自信がなければ行動に繋がりません。

4月参加した新入社員研修でも「自信」を持ちたいという若者が多かったことを思い出しました。

私はコーチングを通じて、職場に安全安心の環境を作って、YESではなんでも腹を割って話が出来るという環境を作っていこうと考えています。

今後はライフスキルも学んでより一層生徒たちの力になれるようにそして生徒に自信を持ってもらえるように頑張りたいと思います。

加也小のモデルが今後糸島に広がることに期待したいと思います。

書籍紹介  70年目の恋文  大櫛ツチヱ著

 

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この本は最近、マスコミにも時々登場なさる糸島在住の大櫛ツチエさんの本です。

卒業生のお母様が8.6平和劇を主催なさってる関係で出会いがありました。

大櫛さん夫婦の結婚生活はたったの1年2か月だったそうです。

旦那さんに赤紙が来た時のツチエさんの気持ちを考えると本当に想像を絶するものがあります。

陸軍に入ってからの面会はたったの1度だけだったそうです。

北九州に面会に行ったときは既に移動になっていたそうで、次は広島まで面会に行ったそうです。

そしてそれが最後の別れに・・・・・・

終戦になりやっと旦那に会えると思っていたら、旦那さんが戦死したとの知らせが来たそうです。

無常ですよね~

直接お話しもさせていただきましたが95歳とは思えない元気さでした(^^)/

文章もまるで学生のように若々しく年齢を全く感じさせません。

旦那さんのことになると乙女になっちゃうのでしょうね~

大櫛さんは、今、息子さんと糸島にお住まいだそうです。大櫛さんのように歳を重ねたいものです!!

 

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