YES通信2016年8月号VOL39(糸島学習塾YESより大切なあなたへお届けします)

2016年08月15日

教育とはいったい何のためにするのでしょうか?

先日、うちの社員とある研修会社の社長さんの話を聞きに行きました。

その研修会社との出会いは、私が主催していた読書会に、友人がその社長さんの本を持ってきて紹介してくれたことです。

その時は良い本だなあと思いその本をお借りして読んだだけだったのですが、その後、新入社員を採用することになり、せめて新しく入社した新入社員にはしっかりとした研修を受けて欲しいと思い、外部の研修を探していたのです。

すると、私が検索していた画面にその社長さんの会社が出てくるではないですか?本当にびっくりしましたが、早速、研修に申し込みました。

人のご縁とは不思議なもので、今ではいろいろな事を勉強させていただくと共に良い人脈を築くことに繋がってきています。

その研修の中で、社長さんが「この年まで生きてくると、小さいうちは苦労も少ないが歳をとるにつれて、どんどん苦しさが増しますよね」と仰いました。

その言葉に対して、聴衆のみなさんは大いに頷いておいででした。私も生まれてからというもの毎年毎年、大変になってきているのを実感しています。

確かに赤ちゃんの時はみんなに守られていて大変さはあまりありません。

しかし、それが小学生、中学生、高校生となっていくにしたがい、勉強や人間関係、部活等々どんどん大変なことが増えていきます。

そして、成人し、社会人になると自分で稼いで食べていかなくてはなりませんし、人間関係も多岐にわたりどんどん複雑になっていきます。

結婚すると今度は家族の分まで稼いで、家族の面倒も見ていかなくてはならないのです。

しかも、今まで他人だった者同士が一緒に住み、そして、家族ぐるみの付き合いも始まってくるのです。その頃には仕事での責任もどんどん増してくるのです。

子どもがどんどん大きくなっていくと、さらに出費が増えていきます。さらに子どもが大きくなると、今度は親が病気になったり、親の面倒まで見ないといけなくなったりしてきます。

このように、私達は楽になることや幸せになることを子供のころから夢見て育っているにもかかわらず、現実の世界ではどんどん大変になっていくのが人生というものではないでしょうか?

その苦しい人生を少しでも良いものにしようというのが教育なのだと社長さんは仰いました。教育とはまさに苦しさに耐えられるようになるためにするものであると・・・・・

なので、経営者だけでなくみなさんが学び続けないといけないのだと。勉強は学生の時にだけするものではなく、一生続けなくてはいけないのだと。

もともと学問は少しでも人生が良くなるようにと始まったものです。それは苦しさに耐え、苦しさをいかに前向きに捉えるか?というものだったのです。

子供だけではなく、親である私達が率先して学ばないといけないと改めて考えさせられるきっかけになりました。

その話の中であと一つ興味深い話がありました。

それは、最近の新入社員の60%が頑張るのは人並みで良いと答えたそうです。そのことに対して、社長さんは大いに悲しみ、そして怒りの感情がこみ上げてきたそうです。

そして、このようなことをおっしゃいました。人並みの生活をするというのは並大抵のことでは出来ないのだ、一生懸命、汗水たらして頑張った結果、やっと人並みの生活が出来るのです。

人並みに頑張る程度なら最低の暮らししか出来ないのです。そんなに甘い考えではこの世の中生きていけません。とも仰いました。

私達の時代に比べて今は本当に裕福になりました。この社長さんは私よりも20歳ほど年上なので、その時代からすれば私の世代もまだまだ甘いのかもしれません。

昔、ボクシングのコーチが「ハングリーさを教えるのが一番難しい」と話してあったのを思い出しました。このような時代だからこそ生きていくことの厳しさを見つめ直し、背筋を伸ばす必要性を感じた次第です。

人生の先輩からこのような話を聴けたことにとても感謝しています。

遠回りが一番の近道byイチロー

先日、イチロー選手が大リーグで通算3000本安打を達成しました。

なんとメジャーリーグ最短記録だったのだそうです。

達成前で足踏みしていたのでいつになるのか?ハラハラドキドキだったので、その知らせを聞いてとても嬉しくなりました。みなさまの中にも同じような気持ちになった方も多いのではないでしょうか?

この大記録の知らせを聞いて思い出したのが、以前イチロー選手が稲葉選手との対談で言った言葉です。「遠回りが一番の近道」

その後稲葉さんが、「でも最短でいける可能性もあるんじゃないですか?」と言うと、イチローは「無理だと思います。」ときっぱりと否定しました。

続けて「失敗をしないでたどり着いたこと。全くミスなしでそこにたどり着けないんですけど、たどり着いたとしても深みは出ないですよ。単純に、野球選手としての作品がいいものになる可能性は僕はないと思いますけど。

あったとしても、やっぱり遠回りすることがすごい大事ですよ。だから僕、無駄なことって結局無駄じゃないって考え方が凄い大好きで。

でも今やっていることが無駄だと思ってってやってるわけじゃないですよ。無駄に僕は飛びついているわけではないですけど、後から思うとすごい無駄だったってことは、すごい大事なこと。」と答えたそうです。

このような気持ちがあるから努力し続けられるのだろうなあと、この対談を聞いて思いました。

私達は誰しもが効率よく簡単に結果を出したいと思っています。しかしそれで結果が出てもイチローはそれでは深みが出ないと言っているのです。

失敗をせず、確立された最短ルートを進むことができたとしたら、それは既に決められたルートを歩かされただけ。

失敗と挑戦。試行錯誤の中には自分なりの考えをもち、理論を形成し、どうにか成功へと辿り着こうとする意思があります。そうした人間臭い紆余曲折があって、初めて人としての深みが出てくる。

遠回りをすることで見えた景色。自分の身に沁みついた経験は、あなたの言葉になって外に出ます。その言葉は、見て聞いただけの薄っぺらい言葉とは重みも深みも違うものなのです。

イチローも当然、いろいろな事を研究して練習をしているのでしょうから、あのイチローでさえ無駄とも思える失敗を、何度も何度も積み重ねているという事でしょう。ならば凡人の私達は失敗するのが当たり前なのではないでしょうか?

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」この言葉は好きなので、YES通信でも何度か出てきたかもしれませんが、まさにそこにこそ意義があるというのはイチローらしいですよね~

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新聞でもベストセラーとして紹介されていたので、ご存じの方も多いとは思います。

政治家時代、田中角栄と犬猿の仲であったという石原新太郎が、その田中角栄になりきって書いた小説です。

石原氏は東京都知事の印象があまりにも強くて、数々のベストセラー小説を書いた小説家というイメージが薄れていましたが、改めて読んでみるとやっぱり凄いなあと感心させられました。

私は石原氏の本は今まで読んだことはなく、今回が初めてだったのですがとても読みやすく綺麗な文章でスーッと入ってくるような本でした。

田中角栄というと私が小学生のころロッキード事件で有名になったという印象しかなく、田中角栄=金権政治というイメージで、とてもダーティーな印象の政治家でした。

しかし、この本を読んで改めて戦後日本一の政治家だったのではないかと感じました。

彼ほど、日本のために身を削って努力した政治家も少ないのではないでしょうか?今後また、田中角栄のような政治家が現れて欲しいと思わされる本です。

最後に東京都知事選では、石原親子のせいで自民党が自滅し、小池百合子氏が勝った感があります。

これだけ文才のある石原氏には、政治に口出しして印象を悪くしないで欲しいと思っているのは私だけでしょうか?

 

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